2024年になったばっかりの頃は「今年こそ新しいことをしよう」と意気込んでいたのだけど、大したこともできないまま、3分の1が終わってしまい。

4月。新学期。生活リズムが変わる。おまけに誕生日に年を取る。
心機一転、まずはだいぶ前からバッテリーが弱っていたiPhone11をどうにかしようと、Apple Storeの予約を取った。
新機種もすごく気になるところだけど、先立つ物がないのでバッテリー交換をお願いすることに。
ついでにApple Watchのバッテリーもだいぶ弱っていたので、こちらもどうにかできるかスタッフに聞いてみるところ、別途予約を取った上で対応してくれることになった。
こちらはその場でバッテリー交換というわけではなく、一旦修理センターに送ったあと、数日後に「交換品」が送られてくるとのことだ(つまりは実質新品が送られてくるのだ、と勝手に解釈している)。

そんなわけで、まる3日ほどApple Watch無しの生活となった。不便だった。
ふと時刻を確認しようと左手首を見るクセがなかなか治らなかった。
Suicaやその他ウォレットのカードは一旦iPhoneの方に戻した。
それでも改札で何も付いていない左手首をついついかざしそうになったりして、後ろにいる人に迷惑をかけたりした。
そして、iPhoneをかざして改札を抜けるという習慣が板についてきはじめた頃に、Apple Watchの発送連絡があった。意外にあっというまだった。

箱を開けて手にしてみて、「おかえり」と言いたくなったが、これはそれまでずっと身につけていた機器ではないのだ。
ブダペストで共に暮らし、スロヴァキアやルーマニア、セルビア、ドイツ、ウクライナを共に旅したあの相棒ではないのだ。
・・・なんてしみじみと考えることもなく、新調したバンドを取り付け、諸々の初期設定を済ませ、普通に使い始めたのだった。

ところで、同梱されていたリーフレットには、英語、日本語の次にハンガリー語が記載されていた。
さらに、ポーランド語、台湾語(?)、韓国語、ベトナム語、スウェーデン語、イタリア語、中国語(?)、ドイツ語、スペイン語、チェコ語、インドネシア語、スロヴァキア語、フィンランド語、ノルウェー語、中国語(?)、ポルトガル語、タイ語、フランス語、デンマーク語、オランダ語、トルコ語、アラビア語が続き、アップルの形になっているデザイン。
(※それぞれの言語は頑張って調べた。中国語は台湾語、北京語、広東語のいずれかだと思われる。)

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だいたいの主要言語をカバーしているようだけど、やはりこのご時世だからなのか、ロシア語やウクライナ語が記載されていないことに気づいた。
・・・それとも前からだったのかな?

こうしてApple Watchとの生活が再び始まったのだけど、しばらくは改札に何も作動しないiPhoneを押し当てたりして、相変わらず後ろにいる人に迷惑をかけてしまっていたのだった。