ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2016年7月末よりハンガリーのブダペスト(=ドナウの東)で生活し、2019年8月末より東京(=遥かもっと東)へ。
日々の出来事をときどき交えながら、ハンガリーや周辺諸国のグルメ、観光情報などをご紹介しています。

先日のこと。度重なるゲリラ豪雨などですっかりタイミングを外し、やっと溜まった衣類を洗うべく、2日ぶりに洗濯機を稼働した。
約50分ほどで洗濯が終了したことを知らせる「ピー、ピー」というアラームの音が聞こえたので、中の洗濯物を取り出そうと向かうと、突然アラーム音が「ピピピピピ…」と変化した。しかも止まらない。
ディスプレイには"C23"のエラーメッセージ。状況をよく飲み込めなかったが、一旦電源を落とし、再びスイッチを入れた。

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「ピピピピピ…」のアラーム音は止まった。しかしながらふたを開くことができない。
よく見ると、「ふたロック」ランプが点灯した状態になっている。

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そうこうしているうちに、再び「ピピピピピ…」とアラーム音が鳴り響き、再び"C23"のエラーメッセージが表示された。

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アラーム音が止まらないので、とりあえず再び電源を落とし、今度は5分くらいおいてからスイッチを入れ直した。

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けれども状況は変わらず、「ふたロック」が解除されないまま、10数秒後には「ピピピピピ…」というアラーム音が始まり、"C23"のエラーメッセージが表示された。
何回やってもその繰り返し。
5回ほど繰り返した時点でいい加減悟った。
洗濯機が壊れた、ということを。

アラーム音が止まらないので、電源を切って、コンセントも抜いて、対処法を調べることにした。
まず、取扱説明書を取り出して、エラーメッセージの意味を確認。
すると、



"C23"は「ふたが開いている」ことによるエラーだとわかった。
・・・おかしいではないか! 「ふたロック」が作動していて、ふたが開かない状態だというのに。

とりあえず、洗濯機の中に閉じ込められた洗濯物の救出だけでも果たしたい。
ネットであれこれと検索ワードを駆使し、あれこれと現状の打開を試みてみた。

① コンセントを抜いて、数時間おいた後にスイッチON
→状況変わらず。

② チャイルドロックを解除する
→そもそもチャイルドロックを設定していなかったので、意味なし。状況変わらず。

③ 「ふたロック」のセンサー部分にマグネットを置く
→センサーの場所がわからないし、そもそも「ふたロック」がマグネット式ではない機種だったので、意味なし。状況変わらず。

④ ドライバーを使って洗濯機を分解する
「ダメ、絶対!!」なので、分解なんかできるわけもなく、状況は変わらず。

もう何をしてもダメなので、
⑤メーカーの「お客さまサポート」に電話して、修理を依頼する
ことにした。
コールセンターの応対はとっても親切だった。が、予約が取れたのがなんと9日後
その間洗濯物が取り出せないし、この猛暑ではそのうち異臭を放つことになるだろう。耐えられない。

そこで翌日、
⑥ネットで検索した洗濯機修理専門業者に依頼する
の方法を取ることにした。
さっそく電話をかけると同日中に来てくれることになり、作業してもらうこと約1時間。
→修理不可能で、状況は変わらず。
業者のお兄さんたち、とっても丁寧だった。感じも良かった。一生懸命頑張ってくれた。
それでも、「メーカーの修理サービスでないと不可能」とのことだった。
基本料金のい支払うこととなったが、それでもたぶん業者さんにとっては赤字だっただろう。

やはりこのまま取り出せない洗濯物を諦めざるをえないのだろうか。でも諦めたくない。なので、ダメ元で、
⑦もう一度メーカーの「お客さまサポート」に電話する
ことにした。電話した。


結果、その翌日(=洗濯機が壊れてから2日後)メーカー修理の方が来てくれることになり、

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無事に修理完了(しかもメーカー保証内で無料)。
どうやらコンピュータ部分の不具合が原因とのことだった。
無事にふたが開き、無事に中身を取り出すことができた。
・・・異臭はしなかったけれど、さっそくもう1回洗濯した。

結論。
洗濯機が壊れたら、①〜③で解決しなかったら、⑤(場合によっては⑦)のようにメーカー修理を依頼するのが最善策(④はダメ、絶対!!)。
それにしても、洗濯そのものはコインランドリー行けば何とかなるものの、中身を取り出せなかったのは、本当に大変だった。
もし今度壊れてしまったら、次は「ふたロック」が壊れても、手動操作で中身を取り出せる洗濯機を買おう。
もしそんな洗濯機があれば、だけど。

2024年になったばっかりの頃は「今年こそ新しいことをしよう」と意気込んでいたのだけど、大したこともできないまま、3分の1が終わってしまい。

4月。新学期。生活リズムが変わる。おまけに誕生日に年を取る。
心機一転、まずはだいぶ前からバッテリーが弱っていたiPhone11をどうにかしようと、Apple Storeの予約を取った。
新機種もすごく気になるところだけど、先立つ物がないのでバッテリー交換をお願いすることに。
ついでにApple Watchのバッテリーもだいぶ弱っていたので、こちらもどうにかできるかスタッフに聞いてみるところ、別途予約を取った上で対応してくれることになった。
こちらはその場でバッテリー交換というわけではなく、一旦修理センターに送ったあと、数日後に「交換品」が送られてくるとのことだ(つまりは実質新品が送られてくるのだ、と勝手に解釈している)。

そんなわけで、まる3日ほどApple Watch無しの生活となった。不便だった。
ふと時刻を確認しようと左手首を見るクセがなかなか治らなかった。
Suicaやその他ウォレットのカードは一旦iPhoneの方に戻した。
それでも改札で何も付いていない左手首をついついかざしそうになったりして、後ろにいる人に迷惑をかけたりした。
そして、iPhoneをかざして改札を抜けるという習慣が板についてきはじめた頃に、Apple Watchの発送連絡があった。意外にあっというまだった。

箱を開けて手にしてみて、「おかえり」と言いたくなったが、これはそれまでずっと身につけていた機器ではないのだ。
ブダペストで共に暮らし、スロヴァキアやルーマニア、セルビア、ドイツ、ウクライナを共に旅したあの相棒ではないのだ。
・・・なんてしみじみと考えることもなく、新調したバンドを取り付け、諸々の初期設定を済ませ、普通に使い始めたのだった。

ところで、同梱されていたリーフレットには、英語、日本語の次にハンガリー語が記載されていた。
さらに、ポーランド語、台湾語(?)、韓国語、ベトナム語、スウェーデン語、イタリア語、中国語(?)、ドイツ語、スペイン語、チェコ語、インドネシア語、スロヴァキア語、フィンランド語、ノルウェー語、中国語(?)、ポルトガル語、タイ語、フランス語、デンマーク語、オランダ語、トルコ語、アラビア語が続き、アップルの形になっているデザイン。
(※それぞれの言語は頑張って調べた。中国語は台湾語、北京語、広東語のいずれかだと思われる。)

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だいたいの主要言語をカバーしているようだけど、やはりこのご時世だからなのか、ロシア語やウクライナ語が記載されていないことに気づいた。
・・・それとも前からだったのかな?

こうしてApple Watchとの生活が再び始まったのだけど、しばらくは改札に何も作動しないiPhoneを押し当てたりして、相変わらず後ろにいる人に迷惑をかけてしまっていたのだった。

おそらく2019年12月にハンガリーを訪れた時に自分用に購入したお土産が、食料ストックの中からごろごろ出てきた。ごろごろと。
そのうちの1つが、ハンガリーにも進出している日清食品のインスタント焼そば「Soba」
かつてこのブログの【ハンガリーおみやげシリーズ】でも、他のハンガリーらしいお土産に先駆けて紹介した、あの「Soba」である。



あれから4年以上経つけれども、日本では未発売のまま。こうしてお土産として買って帰ると、なんだか逆輸入している気分になる。

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で、もちろん賞味期限はとっくに過ぎていて、でもそのまま捨ててしまうのがもったいなかったので、お昼ご飯に作って試食。
決して不味くはなかったのだけど、賞味期限内だったらもっと美味しかったんだろうなと感じさせるような味わいだった。
賞味期限内に食べるべきだった。

ところで、久しぶりにハンガリーの日清食品のウェブサイトにアクセスしてみたら、カップヌードルもいろいろと商品展開されていた。



さらに佐藤可士和氏による題字がインパクトのある"SAMURAI NOODLES"のショートムービーも。



って、こちらは随分前からYoutubeに公開されていたのね。

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