ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

カテゴリ: ルーマニア

実はこの日は昼間っから飲んでいたのだけど、夜はルーマニア人の友人宅でのホームパーティーに招待されていて、結構ベロベロな状態のまま一旦帰宅して荷物を置いて着替えて再び出発。あまりに繕いすぎて、結構ベロベロだったことがまったく気付かれなかったのか、到着早々ホストからルーマニアの蒸留酒、それも自家製のツイカ(Ţuica)を振る舞われた。

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同じようにアルコール度数の高いハンガリーのパーリンカ(pálinka)との味わいの違いもじっくり感じながら完飲した。


そのあと、ルーマニアの自家製白ワインを飲みたくて、こちらのガラス瓶よりなみなみとワイングラスに注いだところ、

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もう、グラスを手にしてさあ飲もうというところで、これが白ワインではないことが判明。先ほどショットグラスで飲んだツイカ(Ţuica)だった。たしかにこうして写真で見ると、白ワインにしては色がだいぶ濃い。でもその時は全然気づけなかったので、ワイングラスで少しずつ味わいながら飲んだ。


テーブルにはルーマニア料理の数々が並べられていて、もうダイエットしていることも忘れるくらいだった。例えば、名前はわからなかったのだけど、こちらの鶏レバーをベーコンで巻いた料理

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ビールのおつまみにもぴったりなこと、間違いない。


そして、ほどなくして自家製のサルマーレ(Sarmale)ミティテイ(mititei)も登場。

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熱々のママリガ(mămăligă)もやってきて、あまりの充実さに酔いもだんだん吹っ飛んでいた。

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チキンのトマト焼き煮(ルーマニア料理かどうかは不明)も絶品過ぎて、ワインを片手とにかく食べまくってしまった(※もちろんお酒の力もあって、会話もものすごく弾んだ)。

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帰り際、ホストである友人からルーマニアのお土産をいただいた。

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前に私自身がルーマニアで買って帰ったお菓子「ロム(ROM)」もあり、いかに人々に愛されているのかを知った。


そしてもうひとつ。ルーマニアでは毎年3月1日に春を祝うために「マルチショール(mărțișor)」といって、男性から女性にこのような赤と白の糸が添えられた小さな飾り物を贈る伝統があると聞いた。

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春はもうすぐ。こうしてブダペストにいながらも周辺諸国の文化を気軽に体験できる機会が、とても嬉しい。

ブカレストの中心地を少し離れた一帯を歩いていたら、かなりの頻度で道端に緑の小さな箱を見かけた。

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最初、駐車場のチケット販売機かと持っていたのだけど、よくよくイラストを見て納得。
そして、下の方に黒いビニール袋がチラリと出ているのを見てさらに納得。
ワンちゃんのお散歩のお供なのね。


でも気のせいか、ブダペストに比べるとワンちゃんあまり見かけない気がした。大学が密集しているエリアなので、たまたまそうだったのかもしれないけど。

今回のルーマニア行きに際しては、ブダペストより夜行列車で往復。行きは東に向かっているのにブカレスト北駅(Bucureşti Nord Garaへ、帰りは北に向かっているのにブダペスト東駅(Budapest Keleti)へと、文字で見るとちょっと不思議な旅程だった。

初めて降り立ったブカレスト東駅。友人たちからは「治安があまり良くないって聞くから気をつけて!」と言われていたものの、想像していたよりずっと安全な雰囲気に見えた。もちろん気は抜けないのだけど。
駅構内にはレストランやスーパー、パン屋などお店が多く、そう考えるとブダペスト東駅よりはだいぶ充実していた。列車を降りたのはもうすっかりお昼時でお腹が空いていたし、行列に吸い寄せられてまずはパン屋に直行した。

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ショーケースに並んでいる「RULOU」というパン、去年もクルージュ=ナポカ(Cluj-Napoca)で食べたことを思い出し、


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ソーセージが入ったものを注文。

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あっという間に食べ切ってしまった。


駅構内でちょっと気になったのがこちらの巨大なコーヒーカップ。

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なんと無料で携帯電話の充電ができた。iPhoneのを含むさまざまな種類のジャックがあった。これは旅行者にとってとてもありがたいと思う。それに、駅構内で無料Wi-Fiに接続できたのも嬉しかった。

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この駅がどの駅と発着しているのか気になって時刻表を探したところ、

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なんともアナログだった。


ここからは帰り道。ワインフェスティバルの会場からタクシーで向かったところ、思っていたよりも早く着いたので、ホームに停車している電車などを見て回った。個人的にツボだった車輌を撮影。

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そうこうしている間に出発時刻が近づいて来たので乗車。なんだかんだで気を抜かずに過ごしていたからか、まったく危ない目に遭わずに済んだ。帰りは行きと違ってコンパートメントの三段ベッドは全て予約されていた。出発してしばらくして、窓の向こうに虹が見えた。

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写真だとうっすらだね。


三段ベッドの一番上でほとんど身動きとれないまま眠っている間に朝になり、 ブダペスト東駅に到着。また機会があったら、今度はもう少しゆっくり滞在したいと思った。 

ルーマニアの首都ブカレストでは、滞在中ほとんどタクシーまたはバスで移動していたのだけど、せっかくなので地下鉄も利用してみた。
で、北駅(Gara de Nord)ブカレスト地下鉄4号線(M4)を待っていたら、

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なんだかとてもアーティスティックな車輌がやってきた!

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これは、アートなのか、それともただの落書きなのか、ドキドキしながら中に乗り込んだところ、すぐにどちらかなのかがわかった。

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路線図の上にも何か書いてあるから、これは紛れもなくただの落書きだ。

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なんて書いてあるのかはわからないけど、まあわからないままの方が良いのだろう。もしこれがわかってしまったら、あまりの情報量の多さに頭がパンクしてしまうに違いない。
それにしても、消さないまま普通に運行しているのがとても新鮮だった。お金かけて消したところでどうせまた落書きされるから、なのかな。


もちろんすべての車輌がこんな感じというわけではなく、別途乗った2号線(M2)で出会った車輌はなかなか最新式。

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正面にルーマニアの国旗EU旗がプリントされているのが印象的だった。


ちなみに現在建設中の地下鉄6号線(M6)には、日本が政府開発援助(ODA)を拠出していることを受けて、「トウキョウ(Tokyo)」という名の駅も予定されているらしい。開通したあかつきには、どんな駅なのか見に行ってみたい。

ブカレスト最終日、幸運にもひょんな経緯でルーマニア国際ワイン・フェスティバル(The International Wine Festival of Romania)のチケットをいただいたので、さっそく足を運んでみた。

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入口でグラスを受け取り、各ブースで試飲を楽しめるシステムになっている。ミネラルウォーターのボトルも炭酸入りと炭酸無しとが用意されていた。

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まだ開場したばかりなので割と空いていたが、まさか後で大混雑となるなんて、この時は予想していなかった。

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前日「結城(YUKI)」さんでの日本酒セミナーでご一緒した方のワイナリー「DAVINO」をはじめとしたルーマニアワインや、

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アメリカ・カリフォルニア州の「KENDAL-JACKSON」

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ポルトガルの「MATEUS」のワインなど、文字通りインターナショナルな取り揃え。

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フードのブースは小規模だったのだけど、ワインとの相性がぴったりなパンやチーズも味わったりした。

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揚げたてのコロッケもあって、ついつい食べ過ぎそうになってしまった。

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白・ロゼ・赤とおそらく10杯以上は試飲。さすがに飲み過ぎたかもしれないが、1杯ずつしっかり大切に味わったので、それほど酔いは回らなかった。
タクシーを呼んで、ブカレスト北駅(Gara de Nord)へ。 日本酒にワインに、かなりアルコール成分の高いルーマニア滞在となった。 

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