セゲド(Szeged)では、モーラ・フェレンツ博物館(Móra Ferenc Múzeum)の別館「フェケテ・ハーズ(Fekete Ház)」で絵画展を鑑賞した。テーマは、ちょうど140年前の1879年3月に街を襲ったティサ川の大洪水だ。
オリジナルは幅7m×高さ3.5mという巨大サイズゆえに、所蔵している本館(※現時点で改装中)から運び出すことができないため、ここに展示されているのはオイルプリントで複写されたもののこと。館内にはコンペに出品された他の画家による絵画も展示されていた。また、あの音楽家フランツ・リスト(※ハンガリー語表記ではリスト・フェレンツ Liszt Ferenc)も街の再興事業に寄付をしていたという。彼自身は一度もセゲドを訪れたことはないそうだけど。
絵画のほかにとても興味深かったのが、随所に配されたゲームだった。言葉遊びだったり、
パズルだったり、
モチーフ探しだったり、
ゲームを通じて、絵画をより深く鑑賞することができた。
大洪水発生の15年後の1894年に、街としてこの災害を後世に絵画で伝えようということになった。当初は国際的にも著名な画家ベンツール・ジュラ(Benczúr Gyula)に依頼しようとしたが、多忙な故に受け入れてもらうことができず、コンペの結果ヴァーゴー・パール(Vágó Pál)が手がけることとなったという。時のハンガリー国王フランツ・ヨーゼフ1世も描かれているものもある。
オリジナルは幅7m×高さ3.5mという巨大サイズゆえに、所蔵している本館(※現時点で改装中)から運び出すことができないため、ここに展示されているのはオイルプリントで複写されたもののこと。館内にはコンペに出品された他の画家による絵画も展示されていた。また、あの音楽家フランツ・リスト(※ハンガリー語表記ではリスト・フェレンツ Liszt Ferenc)も街の再興事業に寄付をしていたという。彼自身は一度もセゲドを訪れたことはないそうだけど。
絵画のほかにとても興味深かったのが、随所に配されたゲームだった。言葉遊びだったり、
パズルだったり、
モチーフ探しだったり、
ゲームを通じて、絵画をより深く鑑賞することができた。