ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

カテゴリ: 【おみやげ】

少し前のことだが、友人のポーランド土産クノールのスープの素を2種類いただいた。
1つ目は、こちらの「ジュレク」(żurek)

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発酵させたライ麦を使うポーランドの伝統料理とのことで、パッケージの写真のようにソーセージのスライスや半分に切ったゆでたまごを添えていただくのだそうだ。

ところが、冷蔵庫にソーセージのストックがなくて、その代わりというのも変だけど、元気を失いかけていたエノキタケが目に入ったので、具材に入れてみた。

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本場ポーランドでは、具材にエノキタケなんて絶対入れないだろうと思われるけど(そもそもポーランドにエノキタケってあるのかな?)、アレンジ料理ということで。
発酵させたライ麦由来と思われる、独特の酸味がなかなか味わい深かった。

そして、もう1つのスープがこちらの「バルシチ・チェルヴォヌィ(barszcz czerwony)」
どんなスープなんだろう?とネットで検索してみたら、ビーツを使ったスープでこちらもポーランドの伝統料理。おそらくウクライナ料理のボルシチ親戚だと思われる。ウクライナではウクライナのボルシチが伝統料理としてあり、ポーランドではこのバルシチがポーランドの伝統料理としてある。決して同じものではないが、だからといって全く別のものでもない。そう考えると「親戚」という表現がやはり適しているだろう。

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こちらもエノキタケを入れてアレンジ料理にしてしまったが、ポーランドではキノコをフィリングにしたウシュカ(Uszka)という水餃子のようなものと一緒に食されることもあるらしい。
なお、「チェルヴォヌィ(czerwony)」「赤」という意味で、「バルシチ・ビアウィ(barszcz biały)」という「白」バージョンのバルシチもあるそうだ。

すっきりとしたビーツのスープ、美味しくいただいたのだった。

ブダペストから東京に引越してきて、もうすぐ4年となるのにもかかわらず、



実はいまだに荷物の整理が完了していない。
そうこうしているうちに、自分へのお土産用に買ってきた食料品類の賞味期限が、少しずつ迫ってきているどころか切れてしまったものも出てきた。
せっかく買って帰ってきたのに、このまま部屋のオブジェとなっているままではもったいないので、少しずつ消費し始めている。

で、こちらはレトロなパッケージに衝動買いしてしまった、「クマちゃん(maci)」という名の代用インスタントコーヒー。

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マグカップの中身をゴグゴクと飲んでるクマちゃんの下には、「こどもたちの大好きな飲み物」とハンガリー語で書いてある。
材料は大麦、ライ麦、乾燥チコリと甜菜で、カフェインレス。

早く消費した方が良いとはわかっているのだけど、なんだか飲みきってしまうのがもったいない。 

知人より、グリーンランド土産だというチョコレートをいただいた。

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"Summerbird"というメーカーのもので、グリーンランドのみならず、デンマークで人気のチョコレートで、日本でも最近まで南青山にショップ展開していたらしい。
閉店してしまったようで残念だ。

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遠いスカンディナヴィアの地から、はるばる日本へようこそ。
・・・なんて感慨にふけるまもなく、あっという間に食べ切ってしまった。 

手指が乾燥する季節になってきた。こうしてキーボードを打っている間にも、指先の乾燥が気になって仕方がない。

そういえば、少し前にアイスランド土産に「ソレイ」(Sóley)というメーカーのハンドクリームをいただいていたのを思い出して、早速使ってみることにした。

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蓋を開けると、穏やかなウッド系の香り。南アイスランドの地で育まれたオーガニックな数種のハーブを配合しているらしい。さらに「アイスランドの再生可能エネルギー」を利用して生産されていて、環境にもやさしいとのことだ。地熱発電を使っているってことかな。

テクスチャーがさらっとしているので、ほどよく伸ばせて使い心地もよかった。
で、せっかくこんなに気に入ったのに、日本では未発売のようだった。 大切に使わないと。

おそらく2017年の夏にセルビアに行った際に自分用のお土産に買ってきたキャンディー「ネグロ」(Negro)を2019年の冬になってやっと開封。
 
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だって開封するのがもったいなかったのだもの。それに、結局それ以来セルビアに行く機会もなかったのだ。


パッケージを見る限り、ハチミツライム、そしてミントのフレーバー・・・と思っていたらTwitterのフォロワーさんからこれはミントではなく緑茶だと教えてもらった。包み紙を開けるとパッケージの通り、中身のキャンディーは真っ黒

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口に入れるとまず感じられたのがミルクの味、そしてほんのりハチミツの味。これは日本人の味覚で普通に美味しい味わい。でも、あれ?ライムと緑茶はどこ行った?なんて思っていたら、しばらく口の中であじわっているうちに、その中からそれらしき部分が出てきた。


ちなみにハンガリーでも「ネグロ」(Negro)という名のキャンディーがあって、私もちょくちょく買ったりお土産にしたりしているのだけど、どうやらこれとはまったくの別物の様子。 でも本当に関係がないのか、そのへんもとっても気になるところである。

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