夏の引越しに向けて、実家の部屋を少しずつ整理している。


いろいろ出てくる。小学校の頃の年賀状、90年代のシングルCD、大学受験のための勉強ノート、最初の会社で交換した名刺、などなど。


その中でひとまとまりになっていたのが、2000年に行ったパリ旅行の記録だ。16年前の今日、私はルーヴル美術館にいた。「モナ・リザ」を見た記憶しかないのだけど、ここにそのアリバイがある。


当時はユーロ統合直前のため、通貨はフランス・フラン。1フランス・フラン=約20円なので、入館料45フランス・フランは900円程度。ちなみに今は15EUR(約1,860円)と約2倍になっているようなのは、当時学生料金で入ったからなのか、ユーロ統合で値上げされたかどちらかだ。


あの頃は若すぎて絵画や芸術品の本当の価値もよくわからず見ていたけれど、オトナになった今、もう一度ゆっくり見に行きたくなった。