ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

カテゴリ:ハンガリー > ハンガリー生活準備

以前「ハンガリーに持って行くと便利な日本の食材」というタイトルで、ハンガリーや海外生活であると便利な(と、私が個人的に思っている)食材を紹介していたのだけど、近々食材だけでなく、アイテムに関してもまとめてみたいなって思ったりもしているわけで。食品用ラップやメラミンスポンジ、保温タンブラーなどなど、パッと思い浮かべるだけでも結構出てくるのだ。 


その中で、最近の生活でつくづく便利だと実感しているのが、こちらのゴムサンダル

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温泉用、室内用を揃えていて、古くなったものも捨てずに室外用に取っておいている。温泉では移動の際はもちろん、シャワーを浴びる際にも便利。ビーチサンダルよりしっかりしていて、安定感があるので滑りにくいのが嬉しい。室内用は普段スリッパ代わりに履いていて、ちょっとかさばるけれど旅行にも持って行ったりしている。素足で履けるのでとても快適なのだ。そして、水洗いで簡単に汚れが落ちるのも便利だ。


ただしビジュアルがちょっとカジュアルすぎるので、自宅にお客様を招待する際はさすがに素足は避けてスリッパで応対するようにしている。とはいえ、この快適な履き心地、暑い季節にはとてもありがたい。

実家から、おそらく最後から2番目の荷物が届いた。2016年7月にハンガリーでの生活開始に向けて整理していた自分の荷物のうち、

1. こからも自分が使うもの
  ① ハンガリーに持っていくもの
      ⅱ) 追って持っていくもの=2軍

としてダンボールに詰めていたもののひとつだ。
(※詳しくこちらを参照。)


もう1年半も経った後でかなりイマサラ感が否めないのだが、ブダペストでの生活で「すぐには使わない」と自分で判断したものは、そのまま放置していたのだ。しかし。「いつまでほったらかしているの!?」と言う、実家の母親の意見もあり、梱包して郵便局から送ってもらうことにした。船便で。こういう時のために母親に預けていた私のお財布の中にも、まだもう少し残金があったようでホッとした。


中には、かつて製菓学校に通っていた頃の調理用具がメイン。

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当時は荷物の中での優先順位を下げていたのだが、昨年中にブダペストでもお菓子作りを再開していたので、ちょうどよかった。こっちでまた新たに買わなくて済んだ。


そのほかには昔の写真だったり、昔観た映画のパンフレットだったり、まあ明らかに「すぐには使わない」ものだらけだった。


ところで、冒頭で「最後から2番目の荷物」と記したのは、まだあと確実に1個はあるからだ。その中には引越し前の餞別に友人・知人からいただいた食器類が入っている。割れ物はさすがに自分で直接持って帰った方がいいものね。

vol.1(1〜5はこちら)vol.2(6〜9はこちら)vol.3(10〜12はこちら) に 、vol.4(13〜15)に続いて、ハンガリーだけでなく海外生活であると便利な(だと私が思いこんでいる)日本の食材のご紹介。


16. 固形鍋つゆの素


冬の時期は市場やスーパーで、なんと白菜が手に入る。それも見事な大きさで、まるまるとしたものばかりだ。なので、家で鍋料理をすることも多くなった。そして1月の一時帰国中に「鍋キューブ」を数種類買って、ブダペストまで持ってきた。


さっそく濃厚白湯味を使って、あったかお鍋に。


人数に応じて固形の素を入れるだけで味付けが仕上がるので、とっても便利だ。そして、重量が軽いののも魅力。


ただ、自分でもすっかり抜けてしまっていたのだが、キムチ味を買ってくるのを忘れていた。こちらのアジアンショップで本物のキムチを買ってきてもよいかもね。

ケラスターゼ(KÉRASTAZE)のヘアケア商品が手放せなくなってから、もう5年近くになる。


きっかけは、当時通っていた美容院だった。市販のシャンプーではどうにもうまくまとまらなかった髪が、ケラスターゼ(KÉRASTAZE)で仕上げるとビックリするくらいツヤツヤになった。以来、美容院で定期的に購入していた。
実家に帰省する際は、家族のシャンプー(市販品)を使わせてもらっていたが、やっぱりどことなくしっくりしない感じがあった。


今年2月にブダペストに滞在した際も、もちろん持ってきていたのだが、帰国してしばらくしていつもお願いしていた美容師さんが退職してしまい、美容院難民になりかけていた間は、実家に置いてあるシャンプーを使わざるをえなくなっていた。そのせいなのか、引越し準備のストレスなのか、出発前の私の髪は悲しくなるくらい扱いにくかった。


そんな中、実家の近くで取り扱っている美容院を見つけて、出発直前無事に行くことができた。




そういうわけで、今回もちゃんと持ってきた。とはいえ、シャンプー1本3,456円(税込)という、日本の物価でもハンガリーの物価でも高級品なので、時々は別のシャンプーも使いながら、大事に大事に使っている。でも、このシャンプーでゆっくりと髪を洗い、コンディショナーで仕上げる時間だけが、なんともいえない贅沢な時間なのだ。


もちろん、ハンガリーにもケラスターゼ(KÉRASTAZE)を取り扱っているヘアサロンは数多くあるのだけど、自らの貧弱な語学力のために、結局こちらでも美容院難民 になりかけている。2ヶ月以上美容院に行けていないなんて、学生時代以来かもしれない。


それでも自分でカットする勇気は、まだ全然湧いてこない。

vol.1(1〜5はこちら)vol.2(6〜9はこちら)vol.3(10〜12はこちら) に 続いて、ハンガリーだけでなく海外生活であると便利な(だと私が思いこんでいる)日本の食材のご紹介。まだまだ続くよ〜!



13. マヨネーズ
マヨネーズそのものはもちろんハンガリーにもある。さっぱりとした酸味が美味しい。特にフライドポテトとの相性はぴったり。しかも安い。なのだけど、時々卵黄の味 が効いた日本のマヨネーズでないと物足りなくなることも。特にツナマヨ、サラダ寿司、お好み焼きなど、日本の味付けには日本のマヨネーズが大活躍。
というわけで、荷物に余裕がある場合はぜひ持って行くことをオススメする。


14. 切り干し大根
水に漬けて戻すだけで食べられる乾物は、日本食が恋しくなった時だけでなく、保存食としても重宝する。ハンガリーにいるとどうしてもお肉中心の食生活になってしまい、野菜不足になりがちだけど、切り干し大根は食物繊維もたっぷり。カルシウムも補える。
軽いのでかさばらないのもメリット。ただし、きちんと封がされているにも関わらずにおいが移りやすいので、ジップ付き保存袋に入れるのを忘れずに。


15. 日本米(特に新潟県南魚沼産コシヒカリ)
ハンガリーでもアジアンショップなどで日本米は手に入るし、スーパーでも似たようなお米は売っている。そもそも私はこちらでの食生活に満足しているため、あまりお米の出番がないのだけど、それでもどうせ食べるなら美味しいお米を食べたい! だから1kgだけ持ってきた。本当は2kgくらい持って行きたかったところを重量を考慮して断念した。
食べてみてしみじみ思う。やはり新潟県南魚沼産コシヒカリは美味しい! 私が購入したのは真空パック無洗米タイプ。炊く前に研がなくてよいのも便利だ。
チャーハンやピラフ、炊き込み御飯を作る場合はこちらで購入したお米で充分だけど、お米自体の美味しさを味わう時には日本から持っていたお米が欠かせない存在だ。


ところで、新潟県南魚沼市といえば、ケチケメートとセゲドの2都市で奉納された御神楽が伝わる一村尾も、私がかつて運転免許合宿で滞在した六日町と浦佐南魚沼市。なんだか不思議な縁を勝手に感じざるをえない。


持ってきた荷物のほとんどが食料だったということがバレてしまいそうな勢い(笑)。次回も乞うご期待!

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