セーチェニ鎖橋のブダ側の終始点、ハンガリーの道路の「0キロ地点」でもあるクラーク・アーダーム広場(Clark Ádám tér)から歩いてすぐの一角には、オシャレなベルギー料理のレストランが建ち並んでいる。という事実を最近になって初めて知った。
ベルギー料理といえばムール貝。海のない国での生活では、淡水魚を食べることがあっても、海の魚介類特に貝類を食べる機会は滅多にない。日本にいても春に牡蠣にあたって以来、生の貝はできるだけ避けていたのだけど、火が通った貝なら問題ナシ。
というわけで、日本からのお客様とともに「PATER MARCUS ABBEY」を初訪問。
入口の階段を降りて地下に広がる店内へ。カーブを描いている天井が印象的だ。お店の名前の通り「修道院(abbey)」をイメージしているのかもしれない。壁の棚には所狭しとベルギービールの空き瓶が並んでいる。
ランチョンマットにもベルギービールの銘柄のロゴがずらり。どれにしようか迷ってしまうくらいだ。結局無難にお店の名前の付いた「Pater Marcus Pils」を注文した。0.4リットルのジョッキで590HUF(約230円)。
そして、ムール貝やアサリなどをミックスした蒸し料理に、サラダ、そして海老やサーモンにこちらもムール貝が乗ったプレート料理を4人でシェア。
こんなに豪快なサーモンや海老は久しぶりに見た。ムール貝がダブっているけれど、それぞれ味付けが違うので、代わる代わる食べてみた。こちらのプレートの方は白ビールであっさりとした味、もうひとつの大きい方はトマトラグーの酸味が効いた味だった。どちらも絶品!
ついついビールも進んで、2杯目はチェリービールを注文。写真に残さなかったために銘柄を憶えられなかったのが悔やまれる。
そういえば、最後にベルギーを訪れたのはいつのことだろう?
せっかく日本にいるよりも近くになったのだから、来年あたりに行ってみたくなってきた。
住所:1011 Budapest Apor Péter utca 1. Hungary
TEL:+36-1-212-1612
営業時間:月〜日12:00-24:00
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