8月22日と23日は、npo-if 歴史文化交流フォーラムさん主催の「日本文化の日 in ハンガリー」のお手伝いでケチケメート(Kecskemét)へ。


イベント内では、同フォーラムの南塚信吾先生木村英明先生の講演に続き、書道のワークショップが開催された。
会場となった「科学技術館(Tudomány És technika Ház)」のホールは、ケチケメート在住の方々であっというまにいっぱいになった。遠く離れた国の小さな街なのに、日本文化に興味のある方々がこれだけいらっしゃるというのはやはり嬉しい。


まずは漢字ひらがなカタカナの成り立ちの紹介から。



漢字は「日」はお日様の形、「月」はお月様の形、といったようにそのものをかたどってできたものを事例に、漢字をもとにひらがなになったもの、漢字をもとにカタカナになったもの、と、ひとつずつとてもわかりやすい説明に、参加者の方々も熱心に耳を傾けていた。


次に、スタッフによるデモンストレーション





さすがみなさま達筆! 一文字一文字書かれるごとに、会場も拍手に沸いた。


そしていよいよ、興味のある方には実際に体験していただくワークショップの時間。
書きたい文字を聞いてからスタッフがお手本を書き、


ご自身で筆を持って、半紙に書いていただく。



ご自身の名前カタカナ、もしくは漢字で書きたいという要望が多かった。 



または、デモンストレーションで紹介した「音」「光」「はる」といった文字も。文字の形だけでなく、それぞれの意味も印象深かったようだ。



それにしても初めてなのにもかかわらず、みなさま本当にお上手!


作品書道道具(硯、墨、墨汁、半紙、文鎮、下敷き)は、参加者の方々に持ち帰っていただいた。ご自宅でも楽しんでくれるといいな。


ワークショップの様子は、今回のイベントでも大変お世話になった「ケチケメート青森友好協会」のFacebookページでも紹介された。
で、私もちゃっかり写真にうつりこんでいたのだけど・・・


(※写真は同ページより拝借。)


この時いったい何をしていたのかは、自分でも全くわからない。右手で持ち上げているのはiPhoneなんだけどね。


スタッフのみなさま、観客のみなさま、素敵なひとときをありがとうございました!


※追記
同じイベントはセゲド(Szeged)でも開催され、その様子は現地メディアで紹介された。
ぼけーっとしているところがちゃっかりうつりこんでいた(笑)