この日は気分転換にシナゴーグ(Zsinagóga)があるエリアをお散歩。
19時過ぎでも外はまだ明るいけれど、街の居酒屋は少しずつ賑やかになっていく。吹く風も心地良い。
ドブ通り(Dob utca ※「どぶ通り」ではない)を歩いていると、交差するルンバッハ・セベスチェーン通り(Rumbach Sebestjén utca)で大きな壁画を発見。
近くで見ると、カラフルでポップなアートだなぁという印象だけでよくわからなかったのだけど、撮った写真を見て気づいた。これ「ルービックキューブ」だ。確かに左下に「A Rubik-kocka」と書いてある。
「ルービックキューブ」を発明したルビク・エルネー氏(Rubik Ernő ※ハンガリー語表記のため「ルビク」が姓)はハンガリー人だと聞いたことがある。さらに左下には彼の言葉"mindig van megoldás és nem is csak egy"が引用されていた。訳してみたところ、「解決策は常にあって、そしてそれはひとつではない」ということだった。なんだか元気付けられる言葉。
その先にも大きな壁画。
サッカーゲームのゴールシーンのようだ。
もう少しドブ通りを進んで、今度は交差するアカーツファ通り(Akácfa utca)でも壁画を発見。
カラフルな魚かと思ったら、大きく羽を広げた鳥だった。
さらにその向こうにもダイナミックな壁画。
大きな自転車の絵の下には、サイクリングレースの風景。
「CANGA」の意味がわからずネットで調べてみたら、「Canga」という自転車ショップのサイトを見つけた。広告なのかな?
もしかしたらまだまだ見つけられたのかもしれないくらい、この辺りは大きな壁画が多かった。
アートに関しては全くもって詳しくないのが悔やまれるのだけど、わからないなりにこうして見つけて行くのはとても楽しい。
いつか描いているところも見てみたいな。
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