初めてブダペストに来た時はウィーンから車で入ったのだけど、今度は逆方向にブダペストから電車でウィーンへ。


ブダペスト東駅(Budapest-Keleti)からウィーン中央駅(Wien Hauptbahnhof)までの所要時間は2時間40分ほど。時間としては新幹線で東京から新大阪に行くのと同じくらいだし、距離としては東京・浜松間と同じくらいなのだけど、運賃が全然違った。駅でチケットを購入したところ、ひとりあたりなんと指定席往復で12,285HUF(約4,600円)だった。片道にすると約2,300円。新幹線だったら東京から小田原にも行けない金額で、隣国まで行けるわけなのだ。




ブダペスト東駅7時40分発のRailjet 60に乗車。ウィーンの後にはリンツやザルツブルグを経て、終点はミュンヘン。最後まで乗ったら、ハンガリー、オーストリア、ドイツの3ヶ国をまわることになる。こういう国際列車って乗っているだけでワクワクするんだよね。

 

2等車と言っても座席は広々としていてとても快適で、まるで「世界の車窓から」の気分。




車内にはFree Wi-Fiも飛んでいるしコンセントも付いているので、車窓からの眺めを見ながらiPhoneでウィーン観光情報を検索していた。これならミュンヘンまでの約7時間だって飽きずに過ごせるかも。


あっという間にウィーン中央駅(Wien Hauptbahnhof)に到着。




ホームの反対側には、なぜか丸太をたくさん積んだ貨車が停まっていた。これからどこに行くのかな?


地下鉄を乗り継いで、シェーンブルン宮殿(Schloss Schönbrunn)へ。
 

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(※館内は写真撮影禁止のため、外観のみ撮影。)


金曜日で平日でも夏休みシーズンだからか、観光客で溢れていた。
今年中にもう一度来る予定があるので、今回は下見気分で一番お手軽な「インペリアル・ツアー(Imperial Tour)」にしたのだけど、やっぱり宮殿内の40部屋にオランジェリーなどの庭園見学も付いた「クラシック・パス(Classic Pass)」がオススメ。


その後は地下鉄でシュテファン大聖堂(Stephansdom)の近くまで行って、軽く食事したりお土産を買ったりして、帰路ブダペストへ。
月に一回はウィーンに行きたいから、一度に欲張らないでちょっとずつ回ることにしているのだ。