ブダペストの郊外の街センテンドレ(Szentendre)にも、ドナウ川が流れている。もう少し詳しく言うと、北の「ドナウ大曲(Dunakanyar)」のあたりで東西に二手に分かれたうち、西側が流れている。


街の中心地を抜けて、ドナウ川の西岸を北に向かって歩いた。



訪れた日はわりと穏やかな流れだったが、雪解け水で水量が増えて氾濫する時もあるようで、川岸はしっかり護岸されていた。水量が多い日は川沿いの遊歩道を飲み込み、堤防まで水位が上がるという。ただでさえ大きな川がさらに増幅するなんて、いまいちイメージできない。


空の青が川面に映るこの景色はとても美しく、優しい空気に包まれているような気がした。