汁無し担担麺、またはつゆ無し担担麺にすっかり魅了されつつある。
先日水天宮前の「汁なし担担麺ピリリ」にて堪能してきたばかりだったが、



この日は湯島に用事があったついでに、「四川担担麺 阿吽」というお店に立ち寄ったのだった。

11時半ごろに到着したためか、食券を購入後すぐにカウンター席の最後の空席に案内してもらえたのだが、普段は行列ができるほどの人気店のようだ。
実際料理を待っている間、お店の外で少しずつ行列が長くなっていくのが見えた。

券売機では「白胡麻つゆ無し」の食券を購入。「ピリリ」では黒胡麻を食べたので、今回は白胡麻にしてみた。
選べる「辣油の辛さ」は3で、「花椒の痺れ」も3で注文した。これがお店の基準レベルらしく、ちなみに初心者はどちらも2が推奨されているとのことだが、ちょっとだけ冒険してみたのだった。


ほどなくして料理が到着。紙エプロンを装着して、万全の準備で立ち向かった。

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レンゲとお箸で底の方から5回ほど全体をかき混ぜてから口に運ぶと、肉味噌は胡麻の風味が絶妙で、モチモチの食感の麺、シャキシャキの歯応えの水菜、味のアクセントになっている干し海老との組み合わせが最高に美味しかった。
このままでも充分美味しかったし、途中黒酢を加えて味の変化も愉しむこともできた。
半ライスも注文しておけばよかったかなと思いながらもあっという間に完食。
なかなか満足度の高い一品だった。

ところでネット上では、「ピリリ」は以前この「阿吽」で働いていた方が始めたとの情報もちらほら見られる。
確かに干し海老や水菜のトッピングも共通しているが、それぞれのお店にそれぞれの味の個性があるので、「汁/つゆ無し担担麺」といえど、それぞれ別の料理として堪能できると思う。

それにしても毎日のこの暑さを、担担麺の辛さと痺れと美味しさで吹っ飛ばしてやりたいものだ。