この日は所用で経堂へ。
経堂を最後に訪れたのは、おそらく20年以上前。確か「開かずの踏切」があったはずなのだけど、電車から降りたら線路が高架上にあって、駅も新しい印象で、どうやらしばらく来ないうちにすっかりリニューアルしていたようだった。しかも新しい駅ビルまでできていた。「開かずの踏切」はなくなったのね。

所用を済ませたらちょうどランチタイム。前もって、「ボロゾー(Borozo)」というハンガリー語で「ワイン酒場」(※ 注:ハンガリー語でのつづりは"borozó")を意味する店名のレストランがあることをチェックしていたので、迷わず向かったのだった。
しばらくして、すっきりと洗練された印象の外観が目に入った。

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お店ではハンガリーのワインも多数取り扱っていて、店内にはボトルがズラリと並んでいた。私はこの後車を運転する予定があったので、今回はワインは断念。

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メニューにあったミニスープがハンガリー名物「グヤーシュ」とのことだったので、さっそく注文した。
ドリンクはピンクグァバジュース。

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写真で一生懸命伝えたいくらい、お肉や野菜がゴロっと入っていて感激した。

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一口口に入れた瞬間に、まさにハンガリーの味だと思った。パプリカやスパイスの風味が程よく聞いていて、久しぶりに本場の味に出会えたといった感じだった。こんなに美味しいグヤーシュ、ミニサイズと言わずビッグサイズでいただきたいものだ。


そして、メインは「フォアグラとベーコンの半熟卵のせのリゾット バルサミコソース」

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ハンガリー産のフォアグラを贅沢にしており、とろとろの半熟卵とジューシーなベーコン、そしてバルサミコソースが、チーズリゾットにさまざまな味の変化を加えてくれる。

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最後までじっくりと堪能した。欲を言えば赤ワインと一緒に愉しみたかったのだけど、それは私の都合なので。

ちなみに同行した友人は、「ビーフハンバーグ・BOROZO特製デミグラスソース」を注文。

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メニューにはオムライスやローストビーフ、パスタなどもあって、どれもとっても気になった。もう少し近ければ、週1で通いたいくらいだ。


しっかり食べた後は、駅の周りを少し歩いた。お店とは反対側の方でハート(?)の家族に遭遇。

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祖父、祖母、父、母、弟と5体いるのだけど、「弟」ということは「兄」もしくは「姉」がいるはずなのに、近くには見当たらない。
謎を抱えながら駅に戻ると、駅前広場に「私」がちゃっかり彼氏と一緒に佇んでいた。リア充かい!

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いつもと違う街を歩いてみると、意外な発見に出会えるものだ。



※ハンガリー料理「グヤーシュ」について、詳しくはこちら↓