路面電車=トラムが好きだ。乗るのも好きだし、ただ見ているのも好きだ。
思えばブダペストに住んでいた3年間、よくトラムの車体を見つけては写真を撮っていた。

■ブダペストトラム2番線■


■1956年のハンガリー革命60周年記念限定車両■


■当時毎日のように乗っていた、4番線&6番線■


■サラエヴォでも発見■



東京には都電荒川線があるとはいえ、普段全然使う機会がないのでなかなか馴染みが薄い。故郷横浜にもかつては路面電車が走っていたそうだが、私が生まれるずっと前に廃止になっていた。にもかかわらず、こんなにも引きつけられてしまうのは何故なんだろう。テレビで広島富山の街を走る車体を目にしただけでも、どういうわけか懐かしさを憶えてしまう。それは決してブダペストでの生活を思い出しているのではなく、もっとずっと前の記憶に紐づいているようなのだ。


先日湯島から上野公園を横切り、池之端のあたりを歩いていたところ、突如角の公園で路面電車の車体に遭遇した。

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プレートを読むと、13年前までは現役で都電荒川線を走行していたそうだ。もしかしたら学生時代に乗ったことがあるかもしれない。乗っていなかったとしても、見たことはあるかもしれない。

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残念ながら、中を見学することはできなかった。児童公園の中にあるので、時々は子どもたちに開放しているのだろうか。

そして私の中に沸き上がる懐かしさに紐づいているのは学生時代の記憶でもなく、もっと前の記憶なのだと確信した。あるいは、路面電車がある景色というものへの、ただの憧れなだけかもしれない。