この日は久しぶりの仲間たちと西池袋の
「アラビアレストラン パルミラ」で再会。その直前まで池袋の東口の方で用事を済ませてから向かったら、静かな路地の一角の2階に看板を発見。
もう仲間たちのほとんどは到着していると連絡があったので、足早に階段を駆け上がった。
店内に入ると、想像以上にアラビアンなインテリアだった。
このお店のシェフは
レバノン出身。ひとくちに
「アラブ料理」といってもレバノンにアラブ首長国連邦、シリア、モロッコ、エジプト、イラクなど、実に
22カ国のそれぞれの国で親しまれている料理より、シェフの自慢料理を楽しめるとのことだ。
ちなみにお店ではアルコール飲料を取り扱っていないので、ソフトドリンクで乾杯。
どうも私が手にするとハイボールに見えてしまうのだけど、こちらはリンゴジュースだ。
先に到着した仲間たちが次々と料理を注文してくれていた。
まずは「ファットゥーシュ(Fattush)」というサラダから。お皿の模様も華やかで、まるで現地に旅しているような錯覚をおぼえた。
そして「シシュバラク(Shishbarak)」という牛肉のラビオリのヨーグルトソース煮込みや、
「ケバブの盛り合わせ」やピタパンなどが次々とやってきた。
6人いたので、いろいろ味わうことができた。
中でも楽しみだったのは、タジン鍋で提供されるモロッコ料理。
アルコール飲料抜きでも話は盛り上がり、話題は世界の食文化論議にまで及んだ。そして何より、丁寧に作られた料理のひとつひとつをじっくり堪能できたのが嬉しかった。