昨年12月に松屋が店舗限定でジョージア料理「シュクメルリ鍋定食」を販売した頃、私のTwitterのタイムライン上には、さっそく食べに行った人々の料理写真&感想ツイートが次々と表示され続けていた。

「シュクメルリ」
といえば、私もブダペストのジョージア料理店「アラグヴィ・グルーズ・エーッテレム」(Aragvi Grúz Étterem)で食べたことがあった。



どういうわけか写真を削除してしまって、ブログ記事に料理写真を掲載できなかったことがとことん悔やまれるのだが、あの、大きな陶器の鍋でにんにくとサワークリームで煮込まれた熱々のチキンを食べた時の衝撃は、今でも鮮明に憶えている。それだけにんにくの破壊力が半端なかった。

で、残念ながら対象店舗が近くにないし、ブダペストから帰ってきたばかりで何かをバタバタしていたしで、限定販売中は食べることができなかった。でも1月に全国展開するとのことだったので、ひたすらその日を待ち望んでいたのだった。そして、全国展開が始まっても相変わらずTwitterのブームに乗り遅れながら、ついに近くの松屋に入店。

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ついに念願の「シュクメルリ鍋定食」を食す時が来たのだった。
(※ちなみに写真にはうつっていないけど、定食にはサラダも付いていた。)

グツグツと鉄鍋ごと提供されて、もう食べる前から大興奮してしまった。

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ゴロゴロと豪快に入ったチキンとサツマイモ。その上でチーズがいい感じでとろけていた。

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このとろけるチーズとにんにくがきいたホワイトソースが味のキメ手。日本人の味覚に合わせたからなのか、ブダペストで食べたものよりもにんにくは控えめで、その分気にせずに味わうことができた。何より、白いご飯との相性が絶妙。ご飯を大盛りにしなかったことを軽く後悔した。まさに"世界一にんにくをおいしく食べるための料理"だった。

なお、テイクアウトもできるとのこと。おうちに買って帰って、ぜひジョージアワインとともに堪能してみたい。そうなったら、ジョージアワインも買いに行かなきゃね。