約3ヶ月ぶりのブダペストはまさかの大雪

IMG_5390

リスト・フェレンツ国際空港内のブダペスト交通センター(Budapesti Közlekedési Központ: BKK)のカウンターで市内交通15日チケットを購入。これで滞在期間中は、バス・トラム・地下鉄・郊外電車を含むブダペスト市内の公共交通機関が乗り放題となる。そして、その足でつい、200E番のバス停へと向かってしまった。さらにそのまま乗り込んでしまった。この時の私は地下鉄3号線の工事のことをすっかり忘れてしまっていたのだった。


2019年12月現在、ブダペスト地下鉄3号線ナジヴァーラド広場(Nagyvárad tér)とケーバーニャ・キシュペシュト(Kőbánya Kispest)間絶賛改装工事中である。工事開始前までは、空港から200E番のバスで終点のケーバーニャ・キシュペシュト(Kőbánya Kispest)まで行き、そこから地下鉄3号線に乗り換えれば市内中心部までアクセスできた。しかし、改装中の工事区間は代替バスの運行も含めて諸々変更となったので、200E番のバスでナジヴァーラド広場(Nagyvárad tér)まで乗って、そこから地下鉄3号線に乗り換えなければならなくなった。


ただでさえ大雪のせいで道路が大渋滞で、通常35分のところを2時間以上もバスに揺られたうえに、ナジヴァーラド広場(Nagyvárad tér)で降りたら積もった雪の上をガラガラとスーツケース2台を引きずって歩くハメに陥り、さらに地下鉄の駅にエスカレーターもエレベーターも設置されていなかったので、試行錯誤しながら自力でスーツケースを運びながら階段を降りるハメに陥った。雪の上を歩きながら、もう私どうしてこんなことしているんだろう??って悲しくなってきたのだけど、そうだよね、ケチって市内交通チケットで済ませようとしたのが敗因だった。これだけ荷物があるのだから、タクシーでもよかったのだ。もしくは、せめて900フォリント(約360円)でチケット購入して、100E番の空港直通バスに乗ればよかったのだ。それでもどうせ大渋滞だったのだけど。

※↓100E番バスの運行イメージ。


ともあれ、無事に滞在先のアパートメントに到着し、ひと息つくことができた。帰りは100E番に乗ることを固く心に誓い、初日の用事を済ませた。


夜の雪景色の自由橋(Szabadság híd)
 
IMG_5393

マイナス1℃の寒さでも、こうした美しい景色が癒してくれる。