諸事情により約3年住んだブダペストを離れてしばらく日本で暮らすことになり、その他にもいろいろとあって目まぐるしく過ごしているうちに、出発の前々日となってしまった。


もう二度とやりたくないほど大変だった引越し作業をなんとか済ませ、住んでいた部屋を引き払い、激しい頭痛と歯痛に気が狂いそうになりながら、ブダ王宮の丘の上のホテルに移動。

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部屋の窓からせっかく国会議事堂(Országház)の向こうに美しい日の出が見えたのに、夜が明けて朝が来ても激しい頭痛と歯痛は治らず、翌日の午前中は痛み止め薬を飲みながら、ずっとベッドの上に横たわって過ごした。


ふと窓の外を見ると、漁夫の砦(Halászbástya)も見えた。こんなに素晴らしい景色を前にしているのに、とてももったいない時間の使い方をしてしまったことが悔やまれた。

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頭痛にしても歯痛にしても、おそらくこの1ヶ月の疲れがどっと来た結果なのだとわかっていた。あまりにいろんなことがありすぎた。そして、歯痛の原因が虫歯でないことも。だって痛んでいる場所、インプラントだもの。肩や首のコリが原因なのだとわかっていた。それでも帰国したらなるべく早く歯医者に行こうと思った。あと鍼治療も。


充分に別れの挨拶ができないままに空港へ。ブダペストでの生活を始めることを決意した頃は、3年どころかもっと何年もいるつもりでいたし、そうなることを疑っていなかった。まあどうせまた近いうちに来ることになるし、ハンガリーや中央ヨーロッパとの縁もまだまだ続く(ように努力する)ということで。ただ、向こうに着いて少し時間が経ったたら、いろいろと思い出して感慨深くなったりするんだろうな。


頭痛と歯痛が治らなくて、私としたことが空港のラウンジでもアルコールを摂取することなく過ごしたのだけど(※それだけ具合が悪かった)、機内食の時間には白ワインを飲める程度には回復していた。

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それにしてもJALの機内食があまりに美味しくて、涙が出そうなくらいだった。朝ごはんには赤ワインをお願いしたりして、だんだんいつもの自分に戻ってきた。

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飛行機は無事に成田空港に到着。

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というわけで、2019年9月からしばらくドナウの東ではなく、はるかもっと東の東京での生活となる。また新しい生活が始まる。