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引き続き、ウクライナ・ザカルパッチャ州第5の都市ベレホヴェ(Берегове)の中心地を探索。ところで、前にペテーフィ・シャーンドル(Petőfi Sándor)の銅像があるこのレストラン兼ホテルが入った建物は、反対側から見たらなかなか大きなつくりになっているのに気づいた。

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かつてはカジノとして使われていたらしい。


そのまま通りを進むと、右手にカトリック教会があり、さらに進むと道路が分岐している場所に白く美しい女性像を発見。

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赤ちゃんを抱きかかえているので、おそらく聖母マリア像だと思われるが、残念ながらGoogleマップには載っていなかった。


歩いている途中、長距離バスの広告を発見。

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片道か往復かはわからなかったのだけど、ブダペストまで往復1,400フリヴニャ=約6,100円。そう考えるとやはり往復の価格かな。


郵便局の前にハンガリー国旗カラーのリースがたくさん飾られているプレートを見つけたので近付いてみたら、

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ハンガリー国歌「ヒムヌス(Himnusz)」の作詞者でもある詩人ケルチェイ・フェレンツ(Kölcsey Ferenc)のものだった。


ところで、ハンガリー国旗カラーのリースが飾られている人物はてっきりみんなハンガリー系だと思い込んでいたのだけど、

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こちらはウクライナ出身の画家兼詩人、タラス・シェフチェンコ(Tapac Шевченко)の銅像だった。確かによく見ると、ウクライナ国旗カラーのリースも添えられていた。ウクライナの人々に大変愛されているようだ。


この街にも「英雄広場(Hősök tere)」を見つけた。 ここに設置されているプレートには、ペテーフィ・シャーンドル(Petőfi Sándor)

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1847年7月12日〜13日に、この建物に滞在したそうだ。


決して大きな街ではないが、こうして歩いていると見どころは結構あった。
<後編>に続く!