「セレドニャンスキー城(Середня́нський за́мок)」を後にして、目指すはウジホロド(Ужгород)より約12km北東の小高い丘の上に位置する「ネヴィツキー城(Невицький замок)」へ。こんな近くに複数の古城が残っているなんて、マニアの血が騒ぎまくる。


夕方に近づくにつれて、残念ながら天気は徐々に荒れ模様に。緑豊かな丘を登ると、すでに多くの先客がいた。そして、灰色がかった空の下に城の堂々とした佇いが見えた。

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城の前に掲示されていた看板。

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たぶん注意書きなのだろうけど、ウクライナ語で読めない。


伝説によると、ハンガリー征服定住以前にスラヴ人の王女がこの城を建設した。公文書に最初に記載されたのは1274年のこと。

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ウジュ川の谷の地域を護るとともに、今のウクライナのガリツィア地方およびポーランドとハンガリーを結ぶ交通の要所としての役割を担っていた。

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数百年の間に城の所有者は次々と交代し、1644年にハンガリーの大貴族ラーコーツィ・ジェルジ2世(II. Rákóczi György)が占有した際に破壊されてしまった。19世紀の終わりに一度は修復工事が行われたのだが、第一次世界大戦後に中断され、廃墟城としてこの地に残っている。

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ところで、城の近くにはホテルのような建物があった。

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ちょっとした保養地なのかもしれない。


雷がゴロゴロひどくなってきたので、ひとまずこの日の観光は終了。車に戻ると、あちこち蚊に刺されていたことに気づいた。