「ハンガリー征服定住の記念碑(Honfoglalási emlékmű)」を後にし、滞在先のウジホロド(Ужгород)に戻る途中。セレドニェ(Середнє)という小さな町に「セレドニャンスキー城(Середня́нський за́мок)」という古城があることをガイドブックで見つけたので、さっそく足を運んでみた。


ナビに従って無事に到着。しっかりポケストップにもなっていた。

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そして、なぜか敷地内にがいた。

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この城は、おそらく13世紀の初め頃にテンプル騎士団によって建設されたとされている。

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その後16世紀初めにドボー家の所有に、17世紀にはラーコーツィ家の所有となり、ウジホロドリヴィウ(Львів)を繋ぐ道において、重要な交易の要所しての役割を果たしていたようだ。
 
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しかしながら18世紀の初め、当時のハンガリーの大貴族ラーコーツィ・フェレンツ2世(II. Rákóczi Ferenc)がハプスブルク家の支配に対して独立戦争を指導し、失敗に終わって以降廃墟となり、以後現在に到るまで再建の計画はないとのことだ。

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まるで、当時のままで時間が止まっているかのような穏やかな空気に満ちていた。


で、敷地内にはてっきり友人と私2人だけだと思い込んでいたのだけど、物陰から突然ひょっこり8歳くらいの少年が現れた。あまりに急に出現したし、友人の方が近くにいたのに少年に気づかない様子だったので、もしかして幻覚かも?と思った。でも思い切って「こんにちは」と声をかけてみたら、ちゃんと返事をしてくれた。アジア人が珍しいのか、とても興味深そうな様子だった。ただ、「日本人です」としか言えず、その後彼が何を言ったのかは全然わからなかった。そのうち自転車に乗った小さな少女がやってきて、「妹だよ」と教えてくれて、彼女と一緒に立ち去っていった。

たぶん幻覚ではなく、実在の少年(と少女)だったのだと信じている。