まだまだ2019年の夏休みは始まったばかり。ドルトムント(Dortmund)から帰ってきた翌朝は早起きして、友人と待ち合わせて車で次の旅へ。3時間ほどで国境検問所のあるザーホニ(Záhony)に到着した。

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手続きを済ませて、いよいよハンガリーの隣国ウクライナに入国。

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あっというまに目に入ってくる文字がキリル文字オンリーとなり、若干目が混乱した。


そのまま車を走らせて、今回の旅行の最初の目的地兼滞在先であるウジホロド(Ужгород)へ。これから4泊5日でこの街に州庁を置くザカルパッチャ州を巡ることにしていた。街の中心地には、最高会議選挙に向けての候補者たちのプラカードが並ぶ。

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キリル文字が並ぶ中、ふとハンガリー語が見えた。候補者のひとり、バルタ・ヨージェフ(Barta József)氏のプラカードだった。どうやらハンガリー系らしい。「我々にとってカールパートアヤがファーストだ!(Nekünk Kárpátalja az első!)」というスローガンも掲げられていた。「カールパートアヤ(Kárpátalja)」というのはハンガリー語で、ザカルパッチャ州に位置する地域名のことだ。 約100年前、第一次世界大戦以前この地域はハンガリーに属していて、ウジホロドはハンガリー語名で「ウングヴァール(Ungvár)」という。


滞在先は「ホテル・ウジホロド(Hotel Uzhgorod)」。予想していたよりずっとしっかりした佇まいで、ちょっと安心した。

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これまで、オーストリアスロヴァキアルーマニアクロアチアセルビアスロヴェニアとハンガリーの隣国の数々を、その中でも特にかつてのオーストリア=ハンガリー二重帝国もしくは旧ハンガリー王国の領土を中心に旅してきたのだが、今回その中で唯一未踏だったウクライナを訪問したことでついに全制覇となった。というわけで、約100年を経てこの地域がどのように変化したのか、まだどれだけハンガリー文化は残っているのかを体験する旅のはじまり、はじまり。


次回に続く!