「パプリカの家(Paprika Ház)」の次にカロチャ (Kalocsa)で訪れたのは、2016年11月訪問時にも外から眺めた「民芸の家(Népművészeti Tájház)」

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敷地内には2つの建物があり、まずは向かって左手のこの藁葺き屋根の建物の内部を見学した。

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ハンガリーの農村の家に特有のスタイルのこの建物は、ドナウ川の洪水の際に被害を受けないよう、少し小高い丘の上に建っている。また、冬は暖かく、夏は涼しく暮らせるよう、泥を焼いた煉瓦で作られているという。


玄関より入って左奥にある部屋は、来客があった時など特別なオケージョンで使われた部屋。

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壁には草木や花をモチーフにした、カロチャの伝統的なハンドペイントが施されていて、とてもかわいらしい雰囲気だった。


玄関を入ってすぐにあるのがキッチン

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煙突が付いていて、冬にはソーセージを燻製するのにも使われた。また、ストーブはヒーターとしての役割だけでなく、パンを焼くオーブンとしての役割もあったそうだ。


キッチンの右隣はリビングルーム

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キッチンの右隣はリビングルーム。親子三世代が使っていたという。


そして、その隣の部屋へ。元々は食料庫として使われていたのだが、今は刺繍などカロチャを代表する民芸品の展示室となっている。
 
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カロチャ刺繍は、初期の頃は白地に白の糸だったが、のちに黒、赤、青と色が追加されるようになり、時代の流れとともに今のようになった。ひとつひとつ精巧なデザインは、圧倒されるほどの美しさだった。


もうひとつの建物はチケットオフィス兼ショップになっていて、ここでも自分用のお土産を購入。そして、このあと街の中心地まで足を伸ばした。