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スロヴァキアの首都ブラチスラヴァ(Bratislava)。今回の日帰り旅行で「青の教会(Kostol svätej Alžbety)」 ともうひとつ訪れたかった場所が、街のシンボル的存在でもある「ブラチスラヴァ城(Bratislavský hrad)」だった。

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こうして近くで見ると、その堂々とした佇まいに圧倒されてしまう。

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内部は博物館になっているとのことだが、残り時間と体力を考慮して入るのを断念し、次回に来た時の楽しみに取っておくことにした。


そのままお城の外側を歩く。モラヴィア王国時代の大聖堂の遺跡や、

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美しいバロック式庭園が広がっていて、それだけで充分に見応えがあった。

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それにしても広かった。

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敷地内で気になったのが、こちらの女性の銅像。

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彼女は13世紀前半のハンガリー王アンドラーシュ2世の娘、エルジェーベト(Erzsébet)王女で、幼少時代をこの城で過ごしたという。のちにテューリンゲン方伯ルートヴィヒ4世の妻となり、夫の死後は貧しい人々や病気の人々の救済のために尽くした。その功績により、彼女の死の4年後に列聖され、「聖エルジェーベト(聖エリザベト)」として知られている。
銅像のそばの記念碑には、英語・ハンガリー語・ドイツ語の3ヶ国語で説明が書かれていた。


城をあとにして、丘を下る。途中、聖マルティン大聖堂(Dóm sv. Martina)の緑の特徴的な尖塔が見えた。

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さらに丘を下り、その姿を間近で見上げた。

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天気はあと少しで晴れ間が見えそうなほど回復して来たけど、それでも青空の下だったらもっと綺麗だっただろう。大聖堂の近くはちょっとしたアートスペースになっていて、どことなく自然に景色に溶け込んで見えるのが印象的だった。

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