イースター休暇の4連休は初日。その前々日くらいに週末が4連休だということに気付き、直後に予定が全くないことにも気付き、このまま4日間も単調な日々を過ごすことに途方もないやるせなさを覚え、白ワイン飲みながらふと開いてみたのは、フリックスバス(FLiXBUS)のアプリだった。
というわけで、金曜日の夜出発→土曜日中に帰宅という弾丸スケジュールでクロアチアに行くことにした。


スタバ
に寄ったあと一旦帰宅して荷物をまとめ、深夜23時過ぎに地下鉄1号線の終点のメキシコ通り(Mexikói út)駅へ。バスの停留所に到着したら、大きな満月が見えた。

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ちなみに出発はネープリゲト(Népliget)のバスターミナルでも良かったのだけど、その前にこちらに停車するのでその分多く眠れる、と思い込んでいた私の予測が甘すぎたことには、この時点では気付く由もなかった。停留所にはほかに3人の男女がいて、軽く会話を交わしているうちに、彼らがアゼルバイジャンからの留学生であることを知った。アゼルバイジャンの人、初めて会ったかも。

バスはどうやらブダペストの前にどこかの街から走ってきた様子で、ほとんど満席だった。が、ネープリゲトに着くとほとんどが降車した。と思ったら、今度はまた同じくらいの人数が乗車してきて、再び満席に。なかなか賑やかな車内となったが、バスが高速に乗る頃には静かになり、私も眠りにつくことができた。
しかしながら。

ハンガリーとクロアチアの国境付近のレテニェ(Letenye)の検問所に到着した際に強制的に起こされて、強制的にバスから降ろされた。そうだった、クロアチアはシェンゲン協定に未加盟なので、パスポートコントロールが必須となるのだった。眠い目をこすりながらバスの外に出て行列に並び、警察官にパスポートを手渡し、再びバスの中へと戻った。そして、バスの中でパスポートが返却される際に事件は起こった。なんとブダペストから一緒だったアゼルバイジャン人の3人とあともう1人が「シェンゲンカード」というものを持っていないため(もしくは無効だったため)、バスから降ろされてしまったのだ。「国境を通過できないので、ここからタクシーでナジカニジャ(Nagykanizsa)まで行って、そこからブダペストに戻りなさい」というようなことを言われているのも聞こえた。所持しているパスポートによって、シェンゲン圏の出入りに大きな制約があるということを、この時まで知らなかった。

あまりの衝撃と、彼らのことが気がかりですっかり目が覚めてしまった。ただ、窓の外を見るとバスから降ろされた4人はすっかり意気投合した様子で、楽しそうに何度も記念撮影をしていた。こういう事態に慣れているようにも見えた。


国境検問所で1時間以上も足止めされた後は、バスはクロアチアの高速道路を順調に走行。ほぼ到着予定時間と同刻の午前5時半頃に、ザクレブ(Zagreb)のバスターミナルに到着した。

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ザグレブに来るのは実は約2年ぶり。前はVIP(※実父)のリクエストで訪れたのだが、プリトヴィツェ湖群国立公園(Nacionalni park Plitvička jezera)スプリト(Split)サロナ遺跡(Anticki Grad Salona)まではアップしていたものの、その先の旅程については作成さえしていないままだったことが、ここに来て発覚。当時の私、まあいろいろ忙しかったのだろう。
なにはともあれ、2019年4月のクロアチアの旅はここから始まった。

続く!