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ハンガリー西部ジェール(Győr)の中心地、大聖堂司教の塔がある丘を一旦後にして丘を下り、

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ウィーン門広場(Bécsi kapu tér)へ。そこにはカルメル教会(Kármelita templom)が堂々とそびえていた。

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そのまま橋を渡って、ラーバ川(Rába)の中洲を歩くと、対岸に先ほどの大聖堂司教の塔が望めた。

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この日は川面がとても澄んでいて、美しい線対称の景色を描いていた。

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向こうに見えるのは、コッシュート橋(Kossuth híd)。この写真だとわかりにくいのだけど、この橋のあたりでラーバ川(Rába)モショニ・ドゥナ川(Mosoni-Duna)が合流する。

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ちなみに、モショニ・ドゥナ川(Mosoni-Duna)はこのままさらに北東へと流れ、スロヴァキアとの国境付近でドナウ川に合流する。


てくてく歩いていると、大聖堂司教の塔がさらに近くに。

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そして中洲の端っこから、コッシュート橋(Kossuth híd)を近くに望む。

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そこには、「ヴィーズィチコー(Vízicsikó)」という名の銅像が堂々と佇んでいた。その向こうに"GYŐR"の文字が見える。

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直訳すると、「ウォーターホース」?、「水馬」?のこの銅像、1981年にはこの地に置かれていたそうだ。

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最後まで美しい景色に心を奪われながら、帰路へ。


ちなみにブダペストまでの帰りの高速の途中、タタバーニャ(Tatabánya)のあたりで山の上の方にぼんやりとライトアップされている何かが見えた。

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高速走行中の車の助手席からの撮影なので、写真だとさらにわかりにくくなってしまっているけれど、おそらくあの「トゥルル像(Turul)」だと思われる。もうあれから1年以上経過しているのかと思うと、ちょっとだけ気持ちが焦ってきてしまった。