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ハンガリー西部ジェール(Győr)の中心地、歩行者専用となっている一帯を歩いていると、ところどころにオーストリア・ハンガリー二重帝国時代から続く商店を見かけた。例えばこちらの「ホフマン(HOFFMANN)」

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1889年創業とのことで、店頭に掲げられている絵看板から察するに、「傘修理」や「刃物研磨」のサービスのお店のようだ。軒先看板にも、傘と刃物のモチーフが模られていた。その外見だけで歴史と風格が感じられる。


そう、この軒先看板を見て歩くのも楽しかった。こちらは「アラニハヨー・パティカ(Aranyhajó Patika)」という薬局で、直訳すると「金の船の薬局」。その名の通り、軒先看板は金の船が模られていた。

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ちなみにあとで調べてみたところ、創業は1991年とハンガリーの体制転換の直後の時期だった。もう30年近くも前だが、それでも先ほどのお店の約100年後ということで、新しい感じがしてしまう。


こちらの畑を耕す人を模った軒先看板は、種苗店のもの。

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その隣に見えているハサミと櫛の看板は、床屋さんのものだ。


セーチェニ広場(Széchenyi tér)へ。の方に戻ると、1886年創業のテーラー「ラハマン(LACHMANN)」を見つけた。

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こういうテーラーで仕立てた紳士服って素敵だろうな。自分自身が着る機会はないと思われるけど、それでも憧れる。


しばらく歩くと、太陽と王冠をモチーフにした軒先看板を発見。建物には「ナプハーズ(NAPHÁZ)」、つまり「太陽の家」とある。

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よくわからなかったが、どうやらコスメティックサロンが入っているらしい。


そのあとで、丘の上に登って大聖堂(Püspöki Székesegyház)の中へ。こちらの写真の右の建物だ。ちなみに左の建物は「司教の塔(Püspökvár tornyába)」。塔の上は展望台になっていて、地上から見上げると、観光客たちが街全体の景色を楽しんでいる様子だった。
 
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大聖堂の中はフレスコ画が飾られ、豪華な祭壇が設置され、とても荘厳な雰囲気に包まれていた。

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外に出て、もうしばらく街の中を散策。


<後編>に続く!