<中編>はこちら


ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエヴォ(Sarajevo)の旧市街を歩いているうちに、突如現代的な建造物にたどり着いた。
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"BBI Center"という商業施設で、ショップエリアにはグローバルブランドのお店もかなり充実していた。オフィスエリアもあるらしく、人々が忙しく行き交っていた。


もう少し西へと進むと、あたりはすっかり新市街に。今度は外壁に特徴的なフォルムの巨大ヴィジョンを設置した高層ビルにたどり着いた。

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こちらは"SCC(Sarajevo City Center)"という商業施設で、先ほどの"BBI Center"よりも広大で、さらに洗練された雰囲気だった。そしてその近辺にも新しい建物が多く、街の様子が一気に近未来化した。


またまたテクテク歩いて、"Hotel Holiday"の建物に到着。

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かつては「ホリディ・イン」の名で営業していて、ボスニア内戦時にはここに各国のジャーナリストたちが停泊していたとのことだ。街はそれから約20年以上の歳月を経て、刻々と今の姿になっていったのだろう。


そのまま今度は北へと進み、急な坂を登り、ひときわ存在感を放っていた"Avaz Twist Tower"へ。エレベーターを35階で降りて、カフェでひとやすみ。

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窓からは先ほどまでいた新市街が一望できた。

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ちなみに、タワーの外観はこんな感じ。その名の通り、ツイストした形になっている。

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変な行き方をしてしまったので行きは写真を撮影しなかったのだけど、↑はサラエヴォ鉄道駅前の広場から撮影した写真である。


そして、駅舎はこちら↓。

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なかなか時代を感じる趣きで、最初駅舎であることに気づかなかった。せっかくなので、中に入ってみた。

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運行本数があまり多くないようで、ベンチに座る人々はみなのんびりと過ごしていた。


駅舎より外に出て、旧市街まではトラムで戻ることにした。そしたらトルコ開発機構(TIKA)のマークが入ったバスを発見。

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個人的に好きなタイプの車体だった。


そして、ほどなくしてトラムが到着。

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車体が全面ラッピング広告なので気づかなかったのだけど、中に入ると、

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やっぱりなかなか年季が入っていた。


ガタゴト激しく揺られながら、旧市街へと戻った。
(※サラエヴォ編、まだまだ続く!)