遠方からブダペストにやってきた友人と、もうかなり長い間ブダペストに住んでいる友人と、アンドラーシ通り(Andrássy út)沿いにある「恐怖の館(Terror Háza)」を見学してきた。館内には第二次世界大戦後より1989年の体制転換期にかけるまで、ハンガリーにおける共産主義時代に関しての展示がある。この街での生活を始めた頃からいつかは訪れたいと思っていたのだけど、近くを通りかかるといつも大行列。なので、日曜日の朝まだ人も少ない開館時間を狙った。

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この建物には共産主義時代に秘密警察の本部が置かれていた。博物館として開業したのは、2002年のこと。ちなみにここから先の館内の写真・ビデオ撮影は禁止となっている。


4階構造となっている館内には幅広いテーマごとに区画が分けられていて、かなり情報密度の濃い空間だった。地下は収容所となっていて、独房や拷問部屋などかつての様子が再現されていた。収容所で働いていた人々や犠牲になった人々のインタビュービデオを観ながら、当時の状況について思いを巡らせてみたのだけど、おそらくどれだけ頑張ってみたところでそのすべてを理解できないだろう。


正直、在住歴の長い友人が解説してくれなかったら半分も理解できなかっただろう。むしろ、解説があったからこそ半分程度理解できた、という感じだ。もう少しこの時代の歴史に関して予習しておくべきだったと痛感した。 というわけで、各区画で入手した説明書きの紙を、少しずつ読み始めているところだ。