少し前の話になるが、3月の連休中に、生牡蠣にあたってしまった。





食べたのは3月20日日曜日の昼。仲の良い友人らと待ち合わせをして、ランチにオシャレなオイスターバーに行った。昼間からスパークリングワインを飲みながら、近況報告(私は特に前月に行ったブダペストの話)で盛り上がった。楽しい時間はあっという間。夕方前には解散し、それぞれの次の予定へと向かった。


その夜は何も起きなかった。その次の3月21日月曜日(春分の日)の朝も、昼も。
ところが、夕食を済ませた後、そろそろ翌日の準備をしようとしている途中に異変が起きた。なぜだかお腹が痛い。キリキリと痛い。お腹が痛くなることはよくあるけれど、この痛みは何だろう? お腹を押さえながらうずくまった。が、そのうち和らいできたので、特に気にせず眠ることにした。


そして、深夜。激痛で目覚めた。最初、自分の身に何が起きたのか全然わからなかったが、次々と続く症状に、すべて悟った。私は、牡蠣にあたったのだ。


翌日の仕事は休むことにした。痛みには波があり、朝の状態では出勤できそうな気もしたが、通勤の満員電車に耐えられる自信はなかった。それに、途中で降りて休めたとしても、また電車に乗れるかどうかもわからない。そんなことを考えていたら、またお腹が痛くなった。そしてお昼くらいになって、「休む」という選択が間違っていないことを確信する。


結局なかなか症状が落ち着かなかったので、その翌日も休んだ。3連休にプラスして、火曜日、水曜日と合計して5連休になってしまった。残り少ない貴重な有休もまた減ってしまった。


さすがに以来、生牡蠣どころか牡蠣フライさえ口にしていない。本当に厄介なのは、食べている時にも当日にもわからないことである。潜伏期間を経て、まさかというタイミングでそれはやってくる。今までだってあたったことなんてなかったが、これからもあたることはないという保証もない。


あと2時間で4月が終わる。牡蠣は「R」の付くシーズンに食べるとよいと聞く。4月は「April」だけど5月は「May」。シーズンは9月「September」までおやすみだ。実際は食中毒とは関係なく、単に牡蠣が美味しいとされるシーズンの目安のようだ。
それでもあの惨劇を繰り返さないためにも、しばらくは自粛。でも年内に牡蠣フライは食べたいな。生牡蠣はもう食べられなくてもいいから。


あれ? そういえば、ブダペストでは牡蠣食べられるのかな?