最初に説明しておくけれど、これは2010年1月に撮影した写真であって、今現在の出来事ではない。
現在はiPhone6sを愛用しているが、当時愛用していたのはこちらのiPhone3G。「愛用していた」はずなのに、こんな酷い目に遭わせてしまったのだった。


その夜、私は酔っていた。当時の同僚たちと3人で職場近くのワインバーで「紅白歌合戦」と冗談を言い合いながら、赤ワインと白ワインを交互にボトルを開け続けていた。確かワインバーは二次会で入ったお店で、その前もどこか別の居酒屋で飲んでいた。当然、テーブルに空のボトルが並ぶ頃には3人ともぐでんぐでんになっていた。
翌日は土曜日で会社はお休みだったはずだ。タクシーに乗って家に帰る途中、近くのコンビニで降ろしてもらって買い物を済ませた。そして歩いている途中に、事件は起きた。


私は、手に持っていたiPhone3Gを地面に叩き付けるように落としていた。うっかり落としたのではない。文字通り「叩き付け」ていた。気づいたのは落ちたそれを拾い上げて、ダイナミックにひび割れた画面を見てからだ。今でもあの時どうしてこのような行為に及んだのかは全くわからない。酔いが原因だったとはいえ、タクシーを降りて、料金を払い、コンビニで買い物(たぶん翌日の朝食用のパンやドリンクだったと思う)を済ませて、家に向かって歩く、までは冷静に行動していた、はずだ。
それが、気づくとiPhone3Gの画面を叩き割っていた。


ひび割れていても操作は問題なくできていたので、週末はそのまま過ごしていたのだが、月曜日になって職場に行って改めてその画面を見ていたら、この状態のまま使い続けるのはいち社会人としてどうかと思い始め、同僚たちからも「いずれにしてもこれ以上ひび割れが進んだらケガなどが危ない」と修理を勧められたので、iPhoneのサポートページを見たところ、当時は「画面だけの修理」は受け付けていなくて、「実機との交換」となり、しかも20,000円ほどかかるとのことだった。
結局ネットで画面だけを修理してもらえるお店を見つけて、それでも12,000円ほどですっかり綺麗なものに取り替えてもらった。


その後、4S、5sと2年ごとに機種変更し、去年の年末くらいから6sを使い始めているのだが、今でも初代の3Gは手元にある。先日ふとパソコンのフォルダを整理したところ、この写真を見つけた。本当に今でも私自身、あの日の行動の原因・理由ともによくわかっていない。ただよくよく思い返してみれば、アラサーのあの頃はいろいろと抱え込んでいたので、それらがワインの酔いも手伝って爆発してしまったからだ、と考えている。


あれからもう6年が経っている。同じ過ちは絶対に繰り返さない。自分への戒めのためにも、時々この写真を見返してみることにする。