ハンガリーの代表的な伝統料理「グヤーシュ(gulyás)」。よくよく振り返ってみると、ブダペストでの生活ではレストランで食べることがあっても、どういうわけか、自宅で作ることはまったくなかった、ということを来客のリクエストに応じて作っている途中にふと気付いた。


まずはタマネギ2個、ジャガイモ300g、ニンジン1本、牛肉塊400gをそれぞれザク切りに。タマネギは大きなサイズのものだったら1個で充分かもしれない。圧力鍋に油を大さじ1杯程度入れて、まずはタマネギを炒め、透き通ってきたらジャガイモとニンジンと牛肉を加えて炒め、ひたひたの水(だいたい800gくらい)を入れて、圧力鍋にかける。シュンシュン音が鳴り出したら火を止めて、しばらく放置してからフタを開け、コンソメ1個、ローリエ2枚を入れてそのまま加熱。最後にパプリカ粉10gとグヤーシュの素(チューブタイプ)大さじ2杯程度を加えて、軽く塩コショウして、

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できあがり。
あらかじめ圧力鍋で下ごしらえすることで、お肉も野菜も柔らかく仕上げることができた。


初めての割にはレストランで食べるのと変わらない美味しさに。

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でも、どうしてこんなに美味しくできたかって、味の決め手はたぶん、グヤーシュの素だったんだろうな。