ハンガリー南部の街、ペーチ(Pécs)の中心部を歩く。セーチェニ広場(Széchenyi tér)を後にして、まずは「チョントヴァーリ美術館(Csontváry Múzeum)」を訪れた。

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ここには、19世紀後半〜20世紀初頭に活躍した画家チョントヴァーリ・コストカ・ティヴァダル(Csontváry Kosztka Tivadar)の作品が展示されている。彼の存在を知ったのはごく最近のことだったのだが、元々は薬剤師だったところ、天の啓示を受けて画家になったというなかなか興味深い人生を送っていたようだ。イタリアやバルカン諸国、トルコ、アラブなどさまざまな国に赴き、目にした風景を描いた作品の数々はどれも印象的で素晴らしく、時間を忘れて見とれてしまった。



美術館の近くにはドーム(Dóm)がある。高さ70mを誇るという4つの尖塔が天高くそびえ立つ姿が、少し離れた場所からも威風堂々として見えた。

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ドーム前の広場には、かつての司教セーペッシ・イグナーツ(Szepessy Ignác)の像。

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そしてその前には、ユネスコ世界遺産にも登録されている「ペーチの初期キリスト教墓所(Pécsi ókeresztény sírkamrák)」が広がっていた。

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こちらは、別の入口から中に入って遺跡の一部を見学することもできるのだが、「ジョルナイ 博物館(Zsolnay Múzeum)」の閉館時間が迫っていたので、今回は断念した。


美術館や博物館が多く集まるカープタラン通り(Káptalan utca)を歩き、「ジョルナイ 博物館(Zsolnay Múzeum)」に到着。

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この建物は、1477年に建てられた当初は最初の公立図書館だったらしい。外壁をすべて修復していないのは、当時の雰囲気を残しているためなのかな。
中は予想していたよりも広く、「ジョルナイ・クォーター(Zsolnay Kulturális Negyed)」とはまた違う切り口の展示を鑑賞できた。


世界遺産に数々の文化施設に、見どころ満載のペーチ。1日ではなかなか全てを見ることができなかった。もう少し暖かい季節になったら、またぜひ訪れてみたいと思う。