ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2020年06月

やること山積みの毎日だけど、さすがにちょっと気分を変えたくて、日曜日のランチはベランダでバーベキューにした。
去年12月にセルビアのスボティツァ(Subotica)で買ってきた、アイヴァル(Ajvar)も大活躍。

IMG_8471

アイヴァル(Ajvar)は赤パプリカやナスを中心とした野菜ペーストで、こうして焼いたお肉に添えたり、パンや野菜に付けたり、もちろんそのままでも、もうどう組み合わせてもとにかく美味しい。ギュッと濃縮された野菜の旨味に、口に含んだ瞬間から全身に優しく活力が巡ってくる感じ、と言っても絶対に過言ではない。

食べながら、これを買ったスーパーの近くにあるシナゴーグのことを思い出したりした。



また行けると思っていたのだけど、しばらくは難しいかな。あの時訪れておいて本当によかったな。


このメーカーのアイヴァルは保存料が入っていないので、一旦開封したら冷蔵庫に保存していてもそのうちカビが生えてきてしまう。混じり気のない自然な美味しさを味わえるうちに、早く食べきっておかないとね。

東京の緊急事態宣言が解除となったので、久しぶりの友人たちと久しぶりに集結した。そして、5月に新生活を始める前、というよりも、コロナ禍が深刻化する前から徒歩圏内以外にほとんど外出していなかったので、私にとってもやっとこの日が来たんだなって感慨深かった。

IMG_8383

数年前までは当たり前のようにあった日常が、今は全然違うものになっている。集まった友人たちは私も含めてみな、この数年で生活拠点が何度も変わり、そしてまた東京に戻ることとなった。そういえば、ブダペストでも集まった。

IMG_8385


過ぎた日々にはもう戻れないけど、これから迎える日々をもっと素晴らしいものにすることはできる。忙殺される毎日の中で、だいぶ荒みかけていた心を、友人たちとの心温まる時間(と美味しい焼き鳥)がすっかり癒してくれたのだった。

この日の午前中はオンラインミーティングがあって、この日のプレゼンの担当は私だったので、結構前から準備していたのだった。
そしたらよりにもよって真剣に説明しているときに、外を石焼き芋の販売カーが通り掛かり、「いーしやーきいもー、おいもー」のアナウンスをフルコーラスで配信してしまう事態に。気温摂氏30度近くもある6月に、まさかの石焼き芋。参加者全員大爆笑。もうせっかくのプレゼンが全部持っていかれてしまった。以後私に「石焼き芋の女」というあだ名がこっそり付いていたとしても、それはもう仕方がないと思っている。


そんなこんなでやさぐれかけていたのだけど、昼過ぎには予定も空いたので、前から気になっていたイラン・トルコ・ウズベキスタン料理の人気店「レストラン ザクロ」で遅めのランチタイムを過ごすことにした。特に気になっていたのは、その店構え。谷中銀座商店街の入口に差し掛かると、ひときわインパクトのある一角が目に入るのだ。

IMG_8378


店内に入ると、天井に一面のトルコランプ。ここは雑貨店も兼ねているのだ。カラフルでエキゾチックな雰囲気に、日本にいることを忘れてしまいそうになる。

IMG_8382


そして、靴を脱いでレストランスペースへ。レストランスペースといっても、テーブルは椅子はなく、座布団の上に座り、カーペットの上で食事をするというスタイルになっていて、それがまた新鮮だった。壁の方ではスタッフが手を動かしながら何やら雑貨らしいものを作っていた。
その傍らで注文したのはこちらの「ピロシキセット」、なんと500円。

IMG_8380

選べるスープは豆のスープを、選べるピロシキはチキンにした。ピロシキはウズベキスタン風とのことで、油っぽくない分厚い生地が特徴的だった。うん、たぶん揚げていない。

IMG_8381

ナイフを通すと、チキンのミートボールがぎっしり。大きさは小ぶりながら密度が濃かったので、しっかり味わえた。
シャキシャキのサラダにはミントも入っていて、野菜をたっぷり食べられたのも嬉しかった。


帰りに、店頭にあったオリジナルマスクも購入。

IMG_8400

装着しても涼しい素材で作られているらしい。青い目玉のお守りナザールボンジュウがモチーフになっているので、何か良いことがありそうな予感だ。

自宅でのオンラインミーティングで黒とか紺とか暗い色ばかり身につけていたことに気づいたので、初夏らしく、白Tシャツも着てみることにした。
FullSizeRender

ユニクロで買った、映画「ラ・ラ・ランド」のコラボTシャツ。

相変わらず首元より下が画面に映らないため、肝心のデザインを披露することができていないのだけど、白を着ていることで、なんとなくスッキリとした印象になった気がしている。
それともただでさえ濃い顔立ちがいっそう浮き彫りになってしまったのか、なんとなく不意打ちに意見を求められる機会が増えたような気もしている。油断はならない。


そして私もたぶん、スティル・ア・ドリーマー。

↑このページのトップヘ