ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2019年11月

この日は午後から東京西部でちょっとした用事があって、せっかくだからそれまでの時間に東京外国語大学の学園祭、「外語祭」にも立ち寄ってみることにした。実は府中キャンパスに行くのは初めて。朝から大雨だった上に予想していたよりもずっと遠くて、ここに通う学生さんは大変だろうなぁって思ったのだけど、実際到着したら新しくて近代的なキャンパスで、逆に羨ましくなった。

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まずはチェコ語科料理店「ちえこ」へ。

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迷わず「チェコの代表的な家庭料理 グラーシュ(guláš)」を購入した。

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チェコ本場で食べたことがないのだけど、ハンガリーの「グヤーシュ(gulyás)」と比較するとパプリカ率が低めで、全体的に薄めの味わいという印象を受けた。なんだか国や地域ごとの違いを楽しんでみたくなった。そして大雨のせいで冷え切った身体が、芯から温まった。


続いては、ポーランド語科料理店「hussar」へ。ここでは、ポーランドを代表する揚げ菓子「ポンチキ(pączki)」を購入した。

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揚げたてふっわふわで、ヤミツキになりそうな美味しさだった。いくらでも食べられそうなくらいだった。


会場では各国のアルコールも幅広く販売していて、かなーり心が動かされたのだけど、このあとの予定を考慮して断念。そんな心残りもあるので、来年はもう少しゆっくり訪れたいと思った。大雨でなくて晴れた日に。


1989年11月17日、チェコスロバキア社会主義共和国時代に民主化を求めて学生たちが立ち上がった、「ビロード革命」と呼ばれるその革命から30周年を記念したカクテルパーティーに出席すべく、駐日スロヴァキア大使館へ。

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会場では、スロヴァキア産ワインをはじめ、たくさんの名物料理がお出迎え。

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ポテトサラダはクリスマスシーズンに食べる料理だと聞いた。

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軽食とデザートにはひと口サイズのお菓子も。

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スロヴァキアの文化と歴史に触れる、とても素敵なひと時だった。

ブダペストで知り合ったハンガリー人の友人が10月下旬から11月上旬までの数週間、旅行で日本に来ることになった。東京滞在中にぜひ会おう(=飲もう)というわけで、事前にネットで予約して「鳥貴族」にて集結。

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友人はもう10年以上日本語を勉強していて、ほぼネイティブなみの語学力。とはいえこの数年間は日本を訪れていなかったので、最近(?)の人気居酒屋をぜひ紹介したかったのだ。どれも298円均一(税抜き)だし、タッチパネル式の注文方法だし、メガハイボールもあるし、友人にとってもなかなかな新鮮な体験だったようだ。
「串打ち」「ぼんじり」「せせり」など、焼き鳥専門用語を教えたりしながら(※自分も学びながら)、思い出話に花を咲かせた。


そして、別の日には「一軒め酒場」へ。

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こちらは一品ずつの量が少なめかつ100円台〜300円台とかなりお手頃なので、少しずついろんなメニューを楽しみながらハイボールを飲んだ。そう、ハンガリーではハイボールを飲む機会がほとんどないので、浴びるように飲んだ。


で、結局写真を撮り忘れてしまっていたのだけど、別の日には立ち飲み屋「晩杯屋」でも飲んだ。5月にひとりで行った時とほとんど同じメニューを注文したので、参考までに↓



友人にとっては「立ち飲み」というスタイルはもちろん、近くの席のお客さんたちとのコミュニケーション飲みニケーション斬新な体験だったようだ。友人の流暢な日本語にみんな驚嘆し、会話も盛り上がった。結果、友人は黒ホッピーを飲みすぎた。


次回私がまたブダペストに行って現地で会う時には、カラオケに行くことを約束した。カラオケ通の友人がいてオススメのカラオケバーがあるようで、友人自身も近々行きたかったそうだ。ただし、日本語の曲は扱っていなくて、英語もしくはハンガリー語の曲が中心。
ハンガリー語の曲、何か練習してみるとするか。 

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