ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2019年03月

ブダペストで買い出しを終えた後は、車で一路西へ。ハンガリー西部、ブダペストとウィーンの中間に位置するジェール(Győr)まで足を運んだ。いつも車でも電車でも通過するだけだったので、街中がこんなにも美しいなんて、全然想像していなかった。


川沿いの駐車場に車を停めると、すぐ近くを観光用の小さな汽車が走っていた。

FullSizeRender

運転手や乗客たちに手を振りながら、そのまま中心地の方へ。この辺りは歩行者専用となっていて、手にアイスクリームを持ちながら行き交う人々でとても賑やかだった。

IMG_0732


小路を通り抜けて、セーチェニ広場(Széchenyi tér)へ。

IMG_0759

広大な広場の向こうには、ベネディクト教会(Bencés templom)が堂々とそびえていた。

FullSizeRender


この街を訪れる目的でもあったのが、こちらの「クサーントゥシュ・ヤーノシュ博物館(Xántus János Múzeum)」。こちらの建物はかつて、パンノンハルマ(Pannonhalma)の修道院の寄宿舎に使われていたという。

IMG_0738

が、残念ながら改修工事による休館中。まあ、また訪れる理由ができたということで。


なので先にランチを済ませてから市内を観光することにした。「ラ・マレーダ(La Maréda)」というレストランで、ちょっと贅沢なひと時。

IMG_0750
 


再びセーチェニ広場(Széchenyi tér)に出た。

IMG_0760

端っこには広場をかたどったモニュメントがあった。

IMG_0764


そのまま少し歩いて、ジェール国立劇場(Győr Nemzeti Szinház)の建物へ。ここで先ほど川沿いで見かけた汽車と再会したので、また手を振ってみた。

IMG_0773


<中編>につづく! 

ほぼ毎週末訪れている有機食品市場「ビオ・ピアツ(BIO PIAC)」で、今年初めてのメドヴェハジマ(medvehagyma) を発見。ついつい大人買いしてしまった。

FullSizeRender


去年は生や炒め物だけでなく、ペーストも作ったりして最大限に味わった。


そういえば、友人たちを呼んでメドヴェハジマ尽くしのホームパーティーも開いた。


今年もとことん食べ尽くす予定。キッチンが、すっかりニンニクの匂いに包まれてしまっている。

ハンガリーおよび周辺諸国に滞在していた友人と数ヶ月ぶりに再会。「めヨネーズ」「プリングルズ」のコラボ焼きそば、に続き、今回は博多明太子の名店「やまや」のドライ明太子と、滞在先のウクライナのお土産にチョコレート「ロシェン」(ROSHEN)をいただいた。

FullSizeRender

相変わらず私のツボをよーくわかってくださっているのがとっても嬉しい。明太子、めちゃくちゃ大好き。


ちなみに後で友人より補足説明があって、この「ロシェン」(ROSHEN)というメーカーはウクライナの現大統領ポロシェンコ氏(※2019年3月23日時点)がオーナーを務めていることを知った。

FullSizeRender

折しも3月31日には大統領選。隣国の動きもちょっと気になりつつある。


これまでvol.1vol.2vol.3vol.4番外編vol.5と紹介してきたブダペストの市内交通の電光表示の系統番号部分に表示されるマーク。前回「もう1パターン見つけた」と書いていたのだけど、それとはまた別の新パターンに遭遇した。


この日は4番または6番のトラムで移動しようとしたら、マルギット橋(Margit híd)で何かが起こったようで、急遽代替バスが運行するとのアナウンスがあった。トラムに限らず地下鉄やトロリーバスに関しても、計画的な工事に伴う運休や突然の事故などの際は、代わりにバスがほぼ同じ区間を走る。事故が発生してからビックリするほど速やかに代替運行が始まったりするので、さほど不便は感じることはない。さほどは。


で、いつもは代替バスの電光表示に元の系統番号(この場合は4番または6番)が表示されていたのだけど、この日は数秒おきにトラムマークに置き換わっていた。今まで見たことなかったので、とっても新鮮。

IMG_0684

なんとなく、マークのバリエーションが少しずつ増えていっているような気がしているので、まだまだ新しい発見もあるのかもしれない。


それにしても、夕方のラッシュ時での代替バスとなったので、車内は東京の通勤電車を彷彿させるほどの混雑ぶりだった。ぎゅうぎゅう詰め、しかもガタゴト揺れる車内でなんとかバランスを取りながら、ちょっとだけあの頃のことを思い出していた。

なんとなくハッキリしない天気だったのだけど、土曜日の午後はブダペストから車を飛ばして東へ約80kmにあるヤースベレーニ(Jászberény)の動物園へ。

FullSizeRender


のびのびとくつろいでいる動物さんたちを見ているうちに、ちょっと荒みかけていた心がだんだん癒されてきた。

IMG_0651

IMG_0666

IMG_0667


iPhoneを向けると、しっかりカメラ目線でキメ顔を作ってくれる(ような気がした)動物さんたちも。

IMG_0656

IMG_0658
IMG_0661


こちらの建物の中は真っ暗で、夜行性の動物さんたちがこっそりお出迎えしてくれた。

IMG_0649

いきなり現れたので、ビックリさせてしまったかもしれない。


園内には顔ハメ看板もあったので、迷わず撮影。

IMG_0668

斜めにくり抜かれた部分に顔を合わせるのは、ちょっと大変だった。


園内には、ハンガリー動物園連盟(Magyar Állatkertek Szövetsége: MÁSZ)に加盟している国内各地の動物園を記した地図も。

IMG_0665

またブダペストの動物園でさえ足を運んでいないことだし、全制覇してみたくなった。 

 

↑このページのトップヘ