ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2018年11月

この前冬時間になったばかりだというのに、あっという間に日の入りが早くなって、アンドラーシ通り(Andrássy út)の空は16時過ぎですでにこんな感じ。

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この状態からちょっと時間が経過しただけで、いつの間にか空が真っ暗になる。


少し前から冬のコートで歩いているものの、手袋も付けないとだんだん厳しくなってきた。ポケモンGO用に、スマホ用の手袋買おうかな。

友人と久しぶりに日没後きブダ側を車で走っていたら、

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鎖橋(Lánchíd)が美しくパープルカラーにライトアップされていた。


ブダペストのドナウ川沿いの夜景って、いつ見てもとても美しくて、時々それにとても癒されている。


ここでの生活が3年目になっても、まだまだ飽きることがない。

毎週土曜日の午前中に開催されているビオ・ピアツ(BIO PIAC)にて。

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なんとりんごの「ふじ」を発見したので、1週間分買い込んだ。りんごの中でもこの品種の歯ごたえが大好きなので、嬉しい出会いだった。毎朝の朝食も楽しみだ。


ほかにも白菜やキャベツやニンジンなどいろいろと買い込んだのだけど、最後にこんなに長いネギも発見。

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買い物袋に入らなかったので、そのまま手に持って歩いた。

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ポケモンGOの「カモネギ」になった気分だった。

約2年と2ヶ月ぶりに、ハンガリーが誇るビール「ドレヘル(Dreher)」本社兼工場の見学ツアーに参加した。


建物内に入ると、前回はなかったこちらのポスターがお出迎え。

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「ようこそアサヒの世界へ!」と書いてあった。ただし、この工場では2018年11月時点でまだアサヒブランドのビールを生産していないとのことだった。


ツアーの内容もほぼ前回と同じ。最初に展示コーナーを改めてじっくりと見て回った。

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前回はハンガリー語がほとんどわからないままだったのだが、あれから約2年と2ヶ月、さすがに少しはわかる単語も増えてきたのを実感した。


ちなみに16時の回だったので、すでに外はこの暗さ。

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英語のガイドが丁寧に製造の工程を説明してくれた。

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ツアー内容で前回と違ったのは、充填設備がメンテナンス中のため省略されたことだけだ。機関車にも乗らなかった。外が寒かったのでちょうどよかったかも。


気づくと開始から1時間半近くが経過しており、あっというまに試飲タイムに。従業員専用バーに入ったところ、かなり近代的にリノベーションされていた。

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そして、カウンターの女性は私のことを憶えてくれていた。私が「去年来ました」と伝えたら、「あなたが来たのは去年じゃなくて一昨年よ」と。彼女に言われるまでてっきり前回の訪問は去年だと思い込んでしまっていた。

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巨大なパネルに描かれた男性とも乾杯。

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「ドレヘルとビール飲もうぜ!」なんて感じで書いてあった。この男性、おそらく創始者のアントン・ドレハー氏(ハンガリー語ではドレヘル・アンタル氏)だと思われる。


2杯も試飲したので、すっかりほろ酔いに。カウンターの女性にまた来ることを約束して帰路についた。うん、たぶん来年あたりまた訪れることになるのだろう。

ブダペスト3区アールパード橋(Árpád-híd)のたもと近くに、「ハンガリー貿易観光博物館(Magyar Kereskedelmi és Vendéglátóipari Múzeum)」という博物館がある。ちなみにハンガリー語から直訳すると「ハンガリー貿易業と接客業の博物館」といったニュアンスで、その名の通り貿易業だけでなく、販売業、外食産業、観光業など多岐にわたるテーマに関しての博物館。グルメがライフワークの私としては、なんとしても訪れたかったスポットだった。ただ、中心地から離れていてちょっと行きにくいロケーションにあるのを言い訳に、ずっと後回しにしてしまっていたのだった。


そんな中、11月4日まで特別展の方で「ユツィカは何を買った? 〜社会主義時代の広告における女性たち〜(Mit vásárolt Jucika? Nők a szocialista reklámban)」というなんとも興味深いタイトルの展示があったので、最終日に足を運んでみた。


こちらが博物館の外観。

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ドアには特別展のポスターが貼ってあった。

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こんな佇まいなので一瞬休館日かと思いかけたのだけど、重厚なドアを開けると普通に開いていた。


「ユツィカ(Jucika)」というのは、ハンガリーの女性の名のうち「ユディト(Judit)」「ユーリア(Júlia)」「ユリアンナ(Julianna)」などのニックネーム。特定の女性をいっているのではなく、「たとえばユチカだったら」というようなニュアンスで付けられたタイトルなのだろう。中に入ると、1947〜89年の各種媒体の広告を中心に、文字通り当時の女性たちの生活やファッションの実態が展示されていた。
 
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こういうレトロなデザインの家電ってとても好き。

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当時の部屋を再現したコーナーも。個人的には、テレビ以外は現代でも通用しそうなインテリアだと思った。

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奥の壁にはハンガリーのシューズメーカー「ティサ(Tisza)」の靴も。

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あとで調べてわかったのだけど、1942年創業とのことなので、この時代の人々にもすでに親しまれていたのだろう。


本当に特別展なのがもったいないくらい充実した内容だった。そして常設展の方はさらに充実していて、何時間いても飽きないくらいだった。あえて駆け足で見て回り、次回のお楽しみを残すことにした。

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