ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2018年09月

ハンガリーの代表的な伝統料理「グヤーシュ(gulyás)」。よくよく振り返ってみると、ブダペストでの生活ではレストランで食べることがあっても、どういうわけか、自宅で作ることはまったくなかった、ということを来客のリクエストに応じて作っている途中にふと気付いた。


まずはタマネギ2個、ジャガイモ300g、ニンジン1本、牛肉塊400gをそれぞれザク切りに。タマネギは大きなサイズのものだったら1個で充分かもしれない。圧力鍋に油を大さじ1杯程度入れて、まずはタマネギを炒め、透き通ってきたらジャガイモとニンジンと牛肉を加えて炒め、ひたひたの水(だいたい800gくらい)を入れて、圧力鍋にかける。シュンシュン音が鳴り出したら火を止めて、しばらく放置してからフタを開け、コンソメ1個、ローリエ2枚を入れてそのまま加熱。最後にパプリカ粉10gとグヤーシュの素(チューブタイプ)大さじ2杯程度を加えて、軽く塩コショウして、

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できあがり。
あらかじめ圧力鍋で下ごしらえすることで、お肉も野菜も柔らかく仕上げることができた。


初めての割にはレストランで食べるのと変わらない美味しさに。

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でも、どうしてこんなに美味しくできたかって、味の決め手はたぶん、グヤーシュの素だったんだろうな。

東京に住んでいた頃は毎晩ハイボールだったのに、ブダペストに引っ越してからは毎晩ワインを飲んでいる。その際「ダイエットのために」という名目で、ワインを飲んでいる間何も食べないようにしていたのだけど、ここ1ヶ月は方針を変えてチーズやナッツのおつまみを添えることに。その中で最近定番となっているおつまみが、こちらの「ディアークチェメゲ(Diákcsemege)」だ。

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直訳すると、「大学生の食べ物」とか「大学生のご馳走」といった意味。中にはアーモンドやピーナツなどのナッツ類にドライフルーツが詰めてある。それなりの高カロリーだけど、工夫すれば「栄養価の高いおやつ」となりうる。


ちなみにドイツ語圏では「大学生の餌(Studentenfutter)」と言われているらしい。 いずれにしても、常時脳みそをフル回転しながら勉学に励んだり、翌日を気にせず夜にお酒を飲むことも少なからずありえる学生にはぴったりだ。私は学生ではないけれど、ハンガリー語やドイツ語の学習中に、ついつい口に入れてしまう。食べ過ぎには要注意とわかりつつ。そして、アーモンドやドライフルーツに美容効果があると信じつつ

ハンガリー語の個人レッスンの先生は、お料理上手なうえに手先がとても器用だ。レッスン時にはいつも手作りのクッキーやポガーチャなど焼き菓子が用意されるし、テーブルの上にはかわいらしい小物が並んでいる。
この日のレッスンのあとには、ラベンダーのポプリをプレゼントされた。

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袋にはラベンダーを描いた刺繍が縫い付けられている。手渡される前からラベンダーの香りに包まれて、バッグの中も、帰宅して自分の部屋でも、その香りはずっと続いた。


私もこういう素敵な作品を作れるようになりたいものだ。





<前編>はこちら


私自身が訪れるのは今年が3回目る、ブダペスト郊外ヴェチェーシュ(Vecsés)で開催されたキャベツのお祭り「カーポスタフェスト」(Káposztafeszt)。会場はこの通りの大混雑で、どの屋台にも長い行列ができていた。

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その中を縫うようにして歩き、「カーポスタ・ロボゴーシュ」(káposzta ropogós)の屋台に到着。

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1皿500フォリンとだった。メドヴェハジマ(medvehagyma)のサワークリームをたっぷりかけていただいて、揚げたてアツアツをパクリ。

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ちなみに毎年のことなのだけど、今年もこれを手にして歩いていたら、「それどこで買ったの?」って話しかけられた。意外にあまり知られていないのかな。


それだけでは足りないので、セーケイカーポスタ(székelyi káposzta)の屋台へ。大きな鍋で見事にたっぷり作られていた。

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サワークリームを乗せてもらって1,100フォリント。中にはキャベツだけでなくソーセージのスライスも入っていて、なかなか食べごたえがあった。


このあとも用事があったので、今年はここまで。それでもなんだかハンガリーらしい休日の過ごし方となった。



毎年9月、ブダペスト・ワインフェスティバルとともに私が楽しみにしているのが、ブダペスト近郊のヴェチェーシュ(Vecsés)のキャベツ祭り「カーポスタフェスト(Káposztafeszt)」。今年は日曜日にひとりで足を運んでみた。


会場に到着すると、山積みのキャベツがお出迎え。

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奇跡的にこの写真が撮れたのだけど、実際は去年と同様ものすごい混雑だった。


ステージでは10代くらいの少年少女たちがダンスを披露中。

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そして、今年も随所でキャベツ人間たちを見かけた。

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なかなか独創的だ。

とんがりキャベツや発酵キャベツ&パプリカも山積みに。

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かなりお腹が空いていたのだけど、会場はこの通りの人口密度だし、どの屋台も大行列。

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なので、一旦会場をもう1周してからフードの屋台に並ぶことにした。


<後編>に続く!

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