ハンガリー東北部ヴィジョイ(Vizsoly)にある「はちみつ博物館」を後にして、いよいよスロヴァキアに到着。まずは世界遺産に登録されている街、レヴォチャ(Levoča)でランチタイムにした。予めネットで調べていたレストランの近くに車を停めると、
既に運転は同行している友人に任せているので、遠慮なく生ビール。お料理もとても美味しかったので、近いうちに「本宮じゅんの欧州美食探訪記」の方でも紹介しようと思う(※時期はまだ未定)。
ランチを済ませてから、歩いて城壁内の旧市街へ。隣り合わせになっている聖ヤコブ教会(Bazilika sv. Jakuba)と市庁舎(Levočská radnica)の建物がとても印象的だった。
この町は13世紀から14世紀にかけて形成され、今でもルネッサンス様式の建物か多く、当時の面影を残している。聖ヤコブ教会の中には、世界遺産登録の対象にもなっている彫刻家パヴォル(Pavol)の木造祭壇もあるとのことだったのだが、残念ながら休業中で内部は見れなかった。
そして、ちょうどハンガリー人の若者たち(高校生?)のツアーに遭遇し、こちらの建物も歴史的に重要なものらしいと聞きかじった。
「トゥルゾの館(Thurzo Dom)」とのことで、後で調べたところ、近世中央ヨーロッパで活躍したハンガリー人実業家トゥルゾー家(Thurzó)の宮殿だったと知った。17世紀前半には既に没落してしまったとのことたが、その佇まいから今もなお当時の隆盛を感じることができた。
その前の公園には、かわいらしいイラストが描かれた箱。
写真では表現できないくらいの臨場感だった。
この後また(友人運転の)車を飛ばして、次の目的地スピシュ城(Spišský hrad)へ。初めての東スロヴァキア、想像以上に美しくてすっかり魅せられてしまっている。