ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2018年02月

所用とはいえせっかくベルリン(Berlin)に来たので、合間を縫ってちゃっかり観光もしてみた。


最初の予定はツォーロギッシャー・ガルテン駅(Zoologischer Garten)付近にて。私がドイツに留学していた頃はまだ中央駅(Hauptbahnhof)が開業していなかったので、地方都市からベルリンへの入口はこの駅だった。そして、私が最初にベルリンに来た時初めてみたのはこの景色。

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あれから随分と時が経ち、街も劇的に変化したけれど、この景色はあまり変わっていないような気がした。


駅の近くには、カイザー・ヴィルヘルム記念教会(Kaiser-Wilhelm-Gedächtniskirche)がある。その脇の階段には、2016年12月19日に発生したテロ事件の犠牲者の追悼モニュメントがあった。

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クリスマスマーケットの中にトラックが突入したというおぞましい事件。階段には、テロで命を落とした12名の犠牲者の名が刻まれていた。そして、階段から歩道にかけての割れ目の部分が金色に埋められているのに気付いた。これも追悼の一部であり、日本の伝統技法である「金継ぎ」にヒントを得たものだという。合掌しながら、犠牲者の方々の冥福を祈った。


そして、カイザー・ヴィルヘルム記念教会は、すっかり修復されていた。

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記憶にある旧教会堂の建物は、今にも崩れ落ちそうな廃墟だったのだが、全く印象が違って見えた。
あと、記憶にある旧教会堂の建物の後ろには、写真のような高層ビルは存在していなかった。


工事中のベルリン中央駅(Belin Hauptbahnhof)の様子は、今でもはっきりと憶えている。なかなか工事が進んでいないように見えて、これが日本だったらもっと早くできるのになぁって不思議に思っていた。

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完成後に訪れた時、そのあまりの壮大さに圧倒され、それだけ時間がかかったのもわかった気がした。7面14線のホームに、あらゆる方向からの電車が行き来する。その様子を見ていると、ベルリンが大都市になったということを肌でひしひしと感じる。


でも、ブランデンブルク門(Brandenburger Tor)は、記憶の中の印象からあまり変わっていなかった。

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もちろん周辺には近代的な建物も増えたが、堂々たる風格はそのまま。はるか向こうに戦勝記念塔ジーゲスゾイレ(Siegessäule)も見えた。この眺めが昔から好きだ。


お昼の予定の後、ネットで気になっていたカリーヴルストの博物館「Deutsches Currywurst Museum」に足を運んで見た。

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中にはベルリン名物カリーヴルスト(Currywurst)の歴史や材料、人々の生活との関わりなど、あらゆる展示が盛りだくさんだった。チケットは大きく2種類あって、通常大人11€だが、それだとミニカップの試食しかできないので、3種のソースで試食できる13.9€の方のチケットを購入した。
ひと通り展示を満喫したら、入口近くのインビスでチケットを提示。

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3つ目のソースは選べたので、オススメのアップルソースにした。

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左から、皮付き、皮なし、ハーブ入り。ソーセージよりもソースの味が決め手なんだなと実感した。自分でもいつか作れるようになれるように、舌にこの美味しさをしっかりと叩き込んだ。
ちなみに、ランチはこの前にしっかり済ませていたので、ちょうど良いおやつとなった。うん、おやつだとしてもミニカップでは足りなかったから、こちらにして正解だったな。



vol.2に続く。

ハンガリー国外といえば、先月スペインに行ってきたばかりなのだが、所用で急遽ドイツの首都ベルリン(Berlin)に行くことになった。


この日のブダペストは朝から雪。気温は0℃と氷点下を行ったり来たり。さらに北に位置するベルリンはもっと寒いかもしれないと思い、しっかり装備した。

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バスと地下鉄を乗り継いでリスト・フェレンツ国際空港に到着。セキュリティーチェックを終えて、真っ先にラウンジ「MENZIES AVIATION LOUNGE」へと向かった。ここは同空港内においてプライオリティ・パス(Priority Pass)で利用できるラウンジのうちのひとつ。今回初めて入ったのだが、いつもよく利用している「SKY COURT LOUNGE」の左隣にあった。

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遠慮なく、白ワインと最近日本でも販売が再開したミューズリーバー「cerbona」のココナッツ味をいただいた。割と空いていたのでゆっくりできた。


搭乗時間が近づいてきたので、ゲートへ向かう。寒さでガタガタ震えながら、飛行機の機体への列に並んだ。

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今回もウィズエアー(Wizz Air)の格安航空券を利用。ベルリンのシェーネフェルト空港(Flughafen Berlin-Schönefeld)までの往復が、なんと12,180HUF(約5,165円)だったのだ。もちろんその分荷物など制限はあるのだが、こんなに気軽に行けるのはやはり嬉しい。


雪のせいなのか出発は遅れたが、1時間半ほどで到着。ブダペストよりは寒くなくて安心した。

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さっそく市内交通の1日券を購入してホテルに向かい、チェックインした後にまた夜の街へ。

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ベルリンでどうしても食べてみたかったMustafa’s Gemüse Kebab」野菜ケバブを夕食にした。超人気店とは聞いていたけれど、まさか50分も並ぶとは予想もしていなかった。

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でも、その美味しさも予想以上で、寒空の下並んだ甲斐があった。


そしてその後は地下鉄とSバーンとバスを乗り継いで、ベルリンでどうしても行きたかった「Szimpla」へ。

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ここはブダペストの人気廃墟バー「Szimpla」の支店。本店と違って「廃墟」ではなかったけど、区間ごとにインテリアが違っていてとてもオシャレだった。


もう1杯くらい飲みたいところだったけど、翌日は朝から予定が入っているので、早めにホテルに帰還。ベルリンに着いてからまだ数時間なのに(しかもそのうち50分は行列)、既に充実した滞在となっている。

この日はハンガリー人の友人たちをランチに招待。先日別の友人宅へのホームパーティーに行った時、手土産にした細巻き寿司が大好評だったので、調子に乗ってまた作ってみた。


巻き簾の上に半分に切った海苔を置き、

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上を1cmほど空けて、酢飯を敷き詰めて、

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真ん中に5mm幅に切ったキュウリを乗せて、

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下からくるくると巻いて、

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出来上がり。

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すぐに切ると崩れやすいので、少し置いてから6等分した。
キュウリの他にもチーズ、梅キュウ、ツナキュウと4種類。

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予想以上に好評をいただけたのだけど、その後友人が作ったら、初めてだというのに私より上手に作っていて、私もまだまだだと実感した。
でもまあ、みんなに喜んでもらえてよかった。

シクローシュ(Siklós)を後にして、いよいよ今回の旅のクライマックス、モハーチ(Mohács)へ。この日はこの地で開催されているお祭り、「ブショーヤーラーシュ(Busójárás)」の最終日だった。到着した頃にはすっかりお腹が空いてしまっていたので、Google Mapで良さそうなレストランを探してみたところ、「ブショーウドヴァル(Busóudvar)」という施設を見つけた。


駐車場に車を停めて施設に向かうと、ブショーの銅像がお出迎え。

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まずは併設のレストランで腹ごしらえ。ハンガリーのロールキャベツ「テルテットカーポスタ(töltött káposzta)」を注文した。塩味が強くなくて、とても美味しかった。

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レストランの隣は博物館になっていた。お祭りの時期だけでなく、年間を通じて「ブショーヤーラーシュ(Busójárás)」に関する展示を紹介している。

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かなりリアルに再現されていて、突然動き出したらどうしようかと怖くなったくらいだった。最終日にかがり火で燃やす棺まで再現されていた。


天気があまり良くないのが残念だが、棺を中央広場まで運ぶパレードがスタート。

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しっかりとその様子を見届けた。


なんとなく、去年よりもブショーも観客も多いような気がした。ユネスコ無形文化遺産にも登録されているだけあって、このお祭りが年々ますます注目されているということなのかな。

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最後にかがり火で燃やされていく棺を見送ってから、ブダペストへと戻った。

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冬を追い払うこのお祭りが終わるとともに、冬の終わりを実感して、少しだけ寂しくなったりもしたけれど、春はもうすぐ。また来年も訪れるとしよう。

自然派&無添加石鹸AROMATICIA(アロマティシア)さんのページでの連載コラム、18回目の今回は「ブショーヤーラーシュがある生活」がテーマ。


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今年もこのお祭りを見に、ハンガリー南部のモハーチ(Mohács)に行ってきました。
それにしても、見れば見るほどなまはげにそっくり!

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