すっかりスペイン旅行記が続いてしまっていたが、実生活ではとっくにブダペストに戻っていて、元のままの通常運転だ。
週末は友人と待ち合わせて、前から気になっていた13区のベトナム料理レストラン「オリエンタル・スープ・ハウス(Oriental Soup House)」を初訪問した。
このお店は最近お気に入りのカフェ「BALZAC CAFÉ」の斜め向かいにあって、お昼時はいつも混雑している。この日も12時開店少し前に着いたところ、既に長蛇の列ができていた。そういえば、前に行ったブダ側の「Hai Nam」もかなりの人気店だった。ベトナム料理がこんなにもハンガリーの人々に愛されていることを、改めて実感した。
友人と合流し、まずは「マンダリン・ロール(MANDARIN TEKERCS)」を注文。
生春巻きだと思い込んでいたら、ライスシートを挽き肉を巻いたものだった。上にはフライドオニオンがどっさり。チリソースをかけたり醤油をかけたりしながらいただいた。
もうひとつ、「ビーフ・ルンダン(BEEF RENDANG)」。
こちらは、牛肉をココナッツミルクとスパイスで煮込んだ料理で、インドネシアの料理らしい。ココナッツの風味との組み合わせ新鮮だった。たっぷりのサラダと一緒にジャスミンライスの上に乗せ、丼ご飯のようにしていただいた。
ちなみに上記2つのメニューは本来は「メインメニュー」のカテゴリに入っていて、通常はハンガリー人の習慣に合わせて「スープ」カテゴリにあるフォーやミエンが先に提供されるらしい。なんとなく自分の習慣だと、ヌードル系は食事の最後の方がしっくりくるので、注文時にウエイターにお願いして順番を変えてもらった。
そして、いよいよフォーの出番。いろいろ迷った結果、お店の名前が付いた「ORIENTAL PHO」を注文していた。大サイズもあるけど、こちらは小サイズ。ほかの料理を食べた後なので、これくらいでちょうど良い。野菜も豪快にかなり乗っている。
そして、いよいよフォーの出番。いろいろ迷った結果、お店の名前が付いた「ORIENTAL PHO」を注文していた。大サイズもあるけど、こちらは小サイズ。ほかの料理を食べた後なので、これくらいでちょうど良い。野菜も豪快にかなり乗っている。
付け合わせのガーリックスライスと、パクチーとチリとライムをトッピングしていただいた。
メニュー名には「フォー(Pho)」とあったが、実際麺は細めの玉子麺で、あとで調べたところベトナム麺の「ミー(Mì)」の方が近い感じだった。
チキンベースのスープにパクチーやレモングラスの風味が加わっていて、あっさりと食べられた。
でも人気の理由がわかる気がした。だって近々また来店して、全メニュー制覇してみたいもの。