ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2018年01月



グエル公園(Park Güell)からバスに乗って、サグラダファミリア(Sagrada Família)へ。他の観光客に紛れて適当な停留所で降りたら、結構遠くだったりして焦ったけど、何とか無事に着いた。

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朝からとても良い天気だったので、青い空に尖塔が美しく映えていた。夜見るのとまた違う印象だ。

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ひと通り眺めた後、少し先に卵が乗っている建物を見つけたので近づいてみた。

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こちらは「ラ・モニュメンタル闘牛場(La Monumental)」。2012年にカタルーニャで禁止されるまでは闘牛が行われていたらしい。


そして、もうひとつ遠くに近代的な高層ビルを見つけたので、こちらにも近づいてみた。

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途中公園があって、家族連れで賑わっていた。卓球台も満席。ピクニックしている人もいた。こういう休日の過ごし方っていいなぁなんて眺めながら、結構歩いて到着。こちらは「トーレ・アグバール(Torre Agbar)」といって、バルセロナ水道局所有の高層ビルとのこと。後で調べたところ、夜中にはライトアップされることを知った。綺麗だろうな。


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この辺りにはトラムも走っていた。乗りたかったのだけど、行き先が次の目的地から離れていたので断念。撮り鉄に徹した。


地下鉄でディアゴナル駅(Diagonal)駅に向かい、ガウディの遺作かつ世界遺産にも登録されている「カサ・ミラ(Casa Milà)」へ。

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この波打つような曲線美にすっかり魅せられてしまった。今でも住んでいる人がいるらしい。


そして、再び歩いて今度は「カサ・バトリョ(Casa Batlló)」に到着。

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逆光で写真は残念だったが、精巧なデザインが施された外観は、圧巻そのものだった。こちらも次にバルセロナに来る時は中にも入ってみたいな。


iPhoneの充電に一旦ホテルに戻る前に、「サンタ・クレウ・イ・サンタ・エウラリア大聖堂(La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulàlia)」にも立ち寄ってみた。

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こちらもずっと見ていてもなかなか見飽きないくらい、素晴らしい外観だった。本当に、この街には至るところに秀逸な建造物があり、朝から眺めているうちにすっかり心が洗われた気分になった。


街のこういう狭い小路も好き。

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iPhoneのバッテリーが少なくなってきたので、一旦ホテルに戻ってその後観光を再開することにした。
vol.6に続く!



バルセロナ2日目は、前日と違って朝から快晴。観光日和かつ写真撮影日和だ。適当に起きて、まずはグエル公園(Park Güell)に向かうべく、地下鉄レセップス駅(Lesseps)で下車。
 
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途中とても特徴的な建造物を見かけたけれど、これは何だったのだろう?


公園に向かう前にお腹が空いたので、先に朝ごはんをすませることにした。ちょうど見かけた「Store Cafe」で、チュロスとホットチョコレートを堪能。

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カフェスペースとレストランスペースがあり、カフェでは地元の人とおぼしきお客さんがコーヒー飲みながら新聞を読んでいる、そんな親しみやすい雰囲気だった。


しっかりエネルギーチャージして、活動を再開。公園まで結構な坂道を登る。

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そして、いよいよグエル公園(Park Güell)に到着。チケットを買って中に入ることにした。

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元々は公園ではなく新興住宅地としてグエル伯爵ガウディに計画されたものの、様々な規制で住宅地としての計画は頓挫し、その後バルセロナ市が所有することになったとのこと。それでもガウディらしさあちこちに息づいていて、まるで芸術のテーマパークにいるようだった。ユネスコ世界遺産にも登録されているだけある。

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遠くに海も見えた。朝だったので、海の方向から差し込む太陽の光がとても眩しかった。

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それにしても(自分も含めて)観光客ばかり。ひとりだったからか、途中何度も「写真撮って!」と声をかけられた。

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あまりにも混雑してきたので、有料ゾーンを出て無料ゾーンへ。無料とはいえど、こちらも結構見応えがあった。

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ここでもいろんな人に「写真撮って!」と頼まれた。途中、小さな女の子を2人連れた初老の男性を見かけたので、「写真撮りましょうか?」と英語で話しかけてみた。簡単な英語で会話をしたら、2人はお孫さんとのこと。3人で写った画面を見て、男性はとても嬉しそうでした。お孫さんたちにもわかりやすいように、頑張ってスペイン語で話しかけてみた。変な日本人だと思われたかな。


上の方に登ると、「La Casa Trias」という美しい邸宅があった。

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そして、先ほどよりさらにくっきりと海が見えた。

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左の方にサグラダファミリア(Sagrada Família)も見える。


そのままテクテク歩いていたら、海と反対の方の景色も綺麗だった。

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向こうの山の上にお城のような建物が見えたので、後で調べてみたところ、「サグラット・コール教会(Temple Expiatori del Sagrat Cor)」とのことだった。その近くには遊園地もあるらしい。


無意識に歩いていたせいで、すっかりバス停とは反対方向に来てしまった。またいろんな人に「写真撮って!」と言われながらバス停へと向かう。旅行中だとたくさん歩けてしまうから不思議だ。


vol.5に続く!



ホテルにチェックインして荷物を置いて、さっそく市内観光へ。このあたりは観光名所満載のようで、すぐにレイアール広場(Plaza Reial)に出た。

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魅力的な飲食店も並んでいてとっても気になったけれど、まだ少し時間が早いこともあり、ランブラス通り(La Rambla)に戻った。



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この大通りは中央の中州部分が歩行者専用になっていて、その両端にはお土産物屋さんやレストランのテラス席が並んでいる。テラス席だけなので、最初どこから料理を運んでくるんだろう?と疑問に思っていたのだが、車道を挟んで後ろに実店舗があるのを見つけて納得した。
もうひとつ気になったのが、写真左側にもうつっている、地面に置いた白い布の上で何かを売っている人々。この通りの別の箇所で、慌てた様子で白い布で商品をくるんで走り去っていく人々も見かけたので、うん、そういうことなのかもしれない。


ほどなくガウディの遺作グエル邸(Palau Güell)に到着。

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中に入ろうか迷ったけど、次にまたバルセロナに来る時のためのお楽しみに取っておくことにした。


その後地下鉄を乗り継いで、いよいよサクラダファミリア(Sagrada Família)を初訪問。

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ちょうど夕暮れ時だったので、幻想的な色の空にそびえ立つ尖塔が、ますます荘厳な雰囲気を醸し出していた。

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それにしても大きくて、見上げているうちにだんだん首の後ろが痛くなってきた。

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その昔は「完成までにあと300年」と言われていたけれど、その後の技術の進歩により、2026年には完成するとのこと。あと8年か、もう少しだね。


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こちらも次回の楽しみのために、中には入らず。でも、日中の姿も見ておきたいので、翌日また足を運ぶことにした。


日がとっぷり暮れると、街のイルミネーションが美しくなる。グラシア通り駅(Passeig de Gràcia)で地下鉄で降りると、豪快な噴水を見つけた。

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そして、何かに引き寄せられるように横断歩道を渡ったところ・・・

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ユニクロ(UNIQLO)を発見!!
日本にいる時からカジュアルウエアは必ずユニクロ。この日の服装も靴下までほぼユニクロ。早くブダペストにも進出してほしいなぁ。


そうこうしているうちに、そろそろ夕食の時間となった。前日がパエリアだったので、今日は他のスペイン料理も食べてみたい。ランブラス通り(La Rambla)沿いは観光客向けで割高のお店が多いと聞いていたので、なるべく離れたところで探すことにした。

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観光客向けではないお店・・・と思っていたのだけど、スペイン語がほとんどできないので、ある程度英語が通じるお店であることも条件だ。バレンシアとは違ってこの時間でも空いているお店が多かったのだが、地元の人々が集まっているようなお店に女ひとりで入っていく勇気もなく、お店選びは難航した。


1時間ほど歩き回った結果。ランブラス通り(La Rambla)から1本入った小路沿い、というかホテルからも通り1本向こうの徒歩1分くらいのところに「Tabarlot」という素敵なお店を見つけたので迷わず入った。

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なんだ、こんなに近くにこんなに良いお店があったではないか。
英語通じたし、カウンターには地元の人とおぼしきお客さんもいるし、バルセロナ最初の夜に相応しい雰囲気だった。
とりあえず、バルセロナのビール「モリッツ(MORITZ)」で乾杯!

vol.4に続く!



エスパーニャ広場駅(Plaza Espanya)から地下鉄に乗って、ホテルのあるリセウ駅(Liceu)へ。

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プラットホームの壁が緑いっぱいでとても綺麗だったので、思わず撮影。


地下鉄から出るとすぐサン・ジョセップ市場(Marcat de Sant Josep)を発見したので、中に入ってみることにした。

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この市場は「ボケリア(Boqueria)」という「胃袋」の意味の愛称があり、文字通り人々の食生活を支えている様子だった。

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日曜日だったからか、どちらかというと観光客の方が多い印象。


中にはカウンター式のバーやレストランも。どこも満席だった。

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鮮魚売場も大盛況。大きな魚やカニが豪快に並べられていた。

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そして、ジューススタンドを設けている八百屋さんも多かった。

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で、市場の違う出口から出たら、予約していたホテル「Hotel Moderno」がすぐそこにあった。迷わず着いてひと安心。

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予約していたのはシングルルーム。お部屋は小さめだけど、ひとりだからこれくらいでちょうど良い。ちゃんとポットや冷蔵庫もある。そしてこの時2泊1名で82.80€。何よりもリセウ駅からもバルセロナのメインストリートであるランブラス通り(La Rambla)からも徒歩30秒という絶好のロケーションが気に入った。


ホテルの部屋に荷物を置いて、バルセロナで一番行きたかった場所に向かう。
vol.3に続く!

バルセロナ・サンツ駅(Estació de Barcelona-Sants)に到着して、市内交通のチケットを購入すべく、そのまま地下鉄の駅に移動。
ここでふと考えたのだが、ブダペストに戻るのは2日後の夕方。だとしたら2日券(15€)が最もリーズナブルだ。バスと地下鉄が乗り放題なうえに、空港までもアクセスできる。

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というわけで、迷いなく購入。したのだが、その後もう一度考えた。2日券は正確には48時間券なので、ヴァリデートするのは2日後空港に行く時間に合わせた方が良いのではないかと。なので、ここでは改札を通らず、隣のエスパーニャ広場駅(Plaza Espanya)まで歩きながら時間を潰すことにした。


途中、大変目を惹くモニュメントが現れたり、

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コロッセウムのような建物を見かけた。

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こちら、「Arenas de Barcelona」というショッピングセンターらしい。建物の横にあるエレベーターから屋上の方に向かう人々が見えたのだけど、屋上に何かあるのかな。
この建物、元は闘牛場だったのが、2011年にカタルーニャ地方で闘牛が禁止となったために、ショッピングセンターへと業態変更したようだ。


ここで急にお腹が空いてきてしまい、エスパーニャ広場に面したフォカッチャ専門店の「BuenasMigas」に入った。

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どうやらチェーン店のようだが、とても美味しかった。フリーWi-Fiもあったので、ネットに繋げて情報収集したりもした。


エスパーニャ広場の風景。

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この2つの塔はベネチアの塔(Torres Venecianes)。その向こうの宮殿のような建物は、カタルーニャ美術館(Museu Nacional d’Art de Catalunya)だ。

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まだちょっとだけ時間があったので、少し近づいてみた。

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左手には、バルセロナ見本市会場(Fira de Barcelona)も。

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だいぶ近づいた。

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この向こうは、モンジュイックの丘(Montana de Montjuïc)で、1992年にはバルセロナオリンピックのメイン会場にもなったらしい。


そうこうしている間に、そろそろ切符をヴァリデートしても良い時間になったので地下鉄の駅へ。

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vol.2に続く!

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