ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2017年12月

ハンガリーではクリスマスに鯉など魚料理を食べる人々もいると聞いてはいたのだけど、さすがに魚料理はまだハードルが高いので、ローストチキンを作ってみた。


実は去年も作ったのだが、オーブンとの相性がなかなかうまくいかず、まずまずの出来栄えだった。が、今年はだいぶ慣れてきて、自画自賛したくなるくらいに仕上がった。


中にはカレーピラフを作って詰めた。バターでみじん切りにしたタマネギとパプリカとニンジン、ベーコンを炒めて、クミン、ガラムマサラ、ターメリックとジンジャーパウダー、カルダモンを適当に振りかけて、ジャスミンライスを投入。まとまってきたら少し冷まして、コンソメと塩コショウと一緒に炊飯器へ。


コツとしては丸鶏をあらかじめ塩と砂糖とニンニクとローズマリーで作ったブライン液に漬けること。カレーピラフを詰めたら、焼く前にニンニクをすりおろしたものにオリーブオイルと塩胡椒を混ぜて、ハケで表面全体に塗る。そしてローズマリーとともに耐熱容器に入れて、200度のオーブンで20分焼き、一度取り出してニンジンやパプリカ、マッシュルーム、タマネギ、ブロッコリーなどを周りに敷き詰めて、先ほどのニンニク入りオリーブオイルをハケで塗ってまたオーブンで20分。
これだけでびっくりするくらい、美味しく焼きあがった。


さすがに今日1日では食べきれなかったので、続きは明日のランチに。
みなさまにとっても素敵なクリスマスを!

ブダペストでよく見かける壁画アート (vol.1はこちら vol.2はこちら  vol.3はこちら  vol.4はこちら vol.5はこちら vol.6はこちら)。
最初のうちは7区でよく見かけていて、前回は9区で発見。そして今回は5区を歩いていたら、また新しいものを見つけた。




もしかしたら壁画そのものは新しいのではなくて、前からあったものなのかもしれないけれど、いずれにしてもこうして新しい発見と出会えるのは嬉しい。


だからこういう街歩き、大好きなのだ。

ニュースで見て知ったのだけど、ブダペスト中心部でクリスマスマーケットが開催されているヴェレシュマルティ広場(Vörösmarty tér)聖イシュトヴァーン大聖堂付近には、対テロ特殊部隊(TEK)の装甲車が配備されるようになった。






その近くには武装した隊員が警備中。今のところ街中はとても平和なのだが、昨今の近隣諸国の状況を見ても、いつ何が起こるかわからない。



特に人が多く集まる場所は、それだけで気をつけなければならない。テロ対策が厳重なのも頷ける。


このままずっと、何も起こらないことを祈るのみだ。ブダペストだけでなく、世界中で。

ブダペスト13区のウーイリポートヴァーロシュ地区(Újlipótváros)には、大小さまざまなオシャレカフェやレストランが多く、人気のエリアでもある。その中で、いつもお世話になっているハンガリー人の美容師さんに勧められたのが「バルザック・カフェ(BALZAC CAFÉ )」



その名の通り、バルザック通り(Balzac utca)にある。


店内はこぢんまりとしていて、カウンター席と2つのテーブル席。

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オーナーの老紳士が温かく出迎えてくれた。2000年にオープンしたとのこと。小さな店内ながら、地元の方と思しきお客さんで賑わっていた。


このお店の名物は、自家焙煎のコーヒー「QAWA」。ブダペスト市内の他のお店にも卸しているらしい。

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ショーケースの中でひときわ魅力的だったキャロットケーキとともにいただいた。ケーキは親交のあるケーキ屋さんから仕入れているとのこと。スパイスが効いていて、とても美味しかった。


店内には、ずらりとコーヒー豆のケースが並んでいる。

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その中から先ほど飲んだ5種類の豆のブレンド「Fortissimo」を量り売りしてもらった。

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パックに入れてもらっている間、ふんわりと香ばしい匂いに包まれた。幸せの匂い。
おうちに帰って淹れて飲むのが楽しみだ。

 
 
「BALZAC CAFÉ」
所:1132 Budapest, Balzac utca 44/B. Hungary
TEL:+36-1-350-2621

9月に行ってきたばかりだけど、約3ヶ月ぶりの「ホテル・ザッハー(Hotel Sacher)」のカフェへ。



今回も開店直後に入ったので、全然並ばずに入れた。そして、前回と同様、テラス側の席へ。 


そして、今回も「オリジナル・ザッハートルテ(Original Sacher-Torte)」を注文。



心なしか、今回は前回よりちょっと大きく見えたけど、たぶん気のせい。濃厚なチョコレートを存分に満喫した。



レストルーム前では、スタッフのユニフォームを着たクマさんたちがお出迎え。


みんな、よく似合っている。


この後、同行者はショップで日本へのお土産を購入。帰国後もみんなで美味しく楽しめたようだ。


次回あたりは、別メニューも試してみようかな。


「Café Sacher Wien」
所:Philharmonikerstraße 4, 1010 Wien, Austria
TEL:+43-1-514-560

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