2017年11月
ブダペストで日本料理!「SUSHI SEI(すし誠)」
ブダペストに住み始めて1年と数ヶ月。実はこの日まで、ブダペストの日本食レストランに一度も足を運んだことがなかった。まあ、日本食は普段から自分でよく作っていたから、というのもあるのだけど。
でもこの日はどうしても(自分が作ったものではなく)美味しいお寿司を食べたくなってしまって、ブダペスト3区にある「SUSHI SEI(すし誠)」へ。そしてここが私がブダペストで入った初めての日本料理店となった。
店内に入った瞬間に感じたのは、そのまんま日本料理店のにおい。
うまく言葉で表現できないのだけど、醤油や出汁、天ぷらを揚げたにおいなどが融合されている感じ。内装だけでなく、空気までが完全に日本だったのには驚いた。予想していたよりも、本格感が強い。
念のため予約していたので個室へ。
とても居心地の良い佇まい。
小皿の上に"magic" というロゴがある白く小さなタブレットのようなものが乗っていて、何だろう??って思っていたら、
後で店員さんがやってきて、そこに水を注いでくれた。
なんのことはない、おしぼりだった。
しっかり食事を味わいたかったので、ビールではなくてほうじ茶を注文。
お通し(?)は白身魚の酢味噌和え。
そうそう、こういう味付けも日本らしい。
まずはちらし寿司に付いているサラダからいただく。シャキシャキした野菜が美味しい。
続いてやってきたのは、サーモンとアボカド巻きと「ブダペスト巻き」。
メニューで気になって注文した「ブダペスト巻き」、 中には赤パプリカとトンカツとレタスが入っていて、逆さから見るとハンガリーの国旗になっていた。
斬新な組み合わせだけど、サクサクのトンカツが酢飯ともとても合っていて美味しかった。今度自分でも作ってみたいな。
そして、続いてちらし寿司。
エビにマグロに鮭にホタテに穴子にイクラに、普段なかなかお目にかかれない海の幸が満載。お味噌汁のお出汁も美味しかった。
しっかり堪能して、お腹も心も大満足。
ちなみにメニューにはお寿司以外も充実していて、唐揚げや天ぷらやお蕎麦、そしてお弁当メニューも豊富だった。ケータリングも受け付けている。日本で親しまれている日本料理がだいたい揃っていて感激した。
店を出る時、1本の白いバラをお土産に手渡された。
女性限定なのかな。こういう心遣いもとても嬉しかった。
住所:1036 Budapest, Bécsi út 58. Hungary
TEL:+36-30-435-0567
ウーイペシュト(Újpest)のクリスマスマーケット
ブダペストでは中心部だけでなくて、市内各地でクリスマスマーケットが開催されている。去年は中心部しか足を運ばなかったので、今年の目標はもっといろんな場所のクリスマスマーケットを訪れること。
第1弾として、地下鉄3号線終点のウーイペシュト・ケズポント(Újpest-Központi)近くの広場で開催されているクリスマスマーケットへ。
ちなみに2017年11月27日現在、ブダペスト地下鉄3号線のレベル広場駅(Lehel tér)以北は絶賛工事中のため、振替バスで向かった。
寒空の下、散策開始。
規模はそれほど大きくなく、というかまだ開いていない商店の方が多く、本格的に盛り上がるのは12月に入ってからなんじゃないかと思われた。
ちょっと早すぎたかな。
会場にはスケートリンクも設置されていて、こちらはそれなりに混雑していた。
私も混ざりたかったのだけど、最後にスケートしたのっていつだっけ? もしかしたら、ドイツ留学時代に旅行したウィーンでスケートしたのが最後だったかもしれない。あの時もクリスマスシーズンで、市庁舎前にはスケートリンクが設置されていたのだ。ということは…
10年くらいではすまなそうなくらい時間が経ってしまったので、再挑戦はちょっと様子見てからにしよう。でないと危険すぎる。
ブダペストのスタバもクリスマス
ブダペストにもスターバックス(Starbucks)が進出していて、2017年11月現在で(近郊も含めて)19店舗が営業している。実際私がブダペストに住み始めてからも、あちこちで新しい店舗がオープンしているように見える。まだブダペスト近郊以外には進出していないようだけど、その遠くないうちにオープンするのかもしれない。
で、先日足を運んでみたら、カップもクリスマス仕様になっていた。
限定メニューの「メーゼシュカラーチ・マフィン(Mézeskalács muffin)」で朝ごはん。「メーゼシュカラーチ」とはジンジャーブレッドのこと。それをマフィンにしたようだ。ハチミツやスパイスの風味がほのかに口いっぱいに広がった。
こちらのスタバのメニューは、日本のものと比べてだいぶシンプルだ(特にドリンクが)。まあ、私にはこれくらいがちょうど良い。いつもカフェラテしか注文しないし。
ちなみに「スタバ+MacBook」という構図は、ここハンガリーでもすっかり定着している。私も結局そうなってしまっているのだけど、ドヤ顔しないように気をつけないとね。