ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2017年08月

今日からしばらく夏休み。まずはブダペストからドイツのミュンヘン(München)まで向かうことにした。でもさすがの長距離移動なので、途中どこかの街にも寄ろうといろいろ考えた結果、なんとなく感覚で決めたのがオーストリアのグムンデン(Gmunden)。確か陶器のメーカーがあったと聞いたことがあって、調べてみたところ、工房兼ショップで買い物もできるようだ。


国境を越え、ウィーンを通り過ぎ、いよいよ到着。街の中心部は市庁舎をはじめ、可愛らしい建物ばかりだった。



そして、すぐ目の前に広がるのがトラウン湖(Trauensee)


遊覧船や美しい白鳥たちが気持ち良さそうに湖面を行き来していた。



橋を渡って湖の反対側から撮影。



初めて来た街なのに、とても居心地が良かった。でも残念ながら「世界最短」と言われるトラムを見ることないまま出発してしまった。線路の近くにはいたのだけど。


寒くならないうちにまた訪れたいな。

明日8月31日から夏休みを取って、数年ぶりにヨーロッパを訪れる家族とともに、周辺諸国も含めてしばらく旅行することになった。
(普段から半分夏休みのような生活をしていることは置いておいて。)


まずはドイツのミュンヘン(München)で家族と合流し、9月7日に毎年恒例の「ブダペスト・ワインフェスティバル(Budapest Borfestivál)」がスタートするので、一旦9月5日にブダペストに戻る予定で、その後また別の地域を旅する予定。前半分は予め宿泊先とだいたいのルートを決めておいたが、後半分の予定はあとで決めることにした。


さしあたり、6日間近く家を留守にするので、キッチンで大切に育てていたバジルたちに自作の水やり器を設置。




「水やり器」とはいっても、ケチャップの空容器を買ってきて、栄養剤を薄めた水を入れて逆さにして土に突っ込んだだけ。こうすると、必要な分だけ水が落ちてくるはずだ。ちょっとした生活の知恵だ。


バジルたち、お留守番頼んだよ〜

ちょっと気分転換に、ドナウ川の西側ブダ地区の奥の方へ。セール・カールマーン広場(Széll Kálmán tér)から21番のバスに乗って、シュヴァーブヘジ(Svábhegy)で下車し、カフェ兼ケーキ屋の「Szamos Szépkilátás Cukrászda」でひと休み。


「Szamos」はブダペスト市内を中心に多くの支店を展開していて、国会議事堂近くのはよく利用するのだけど、ここは初めて。ショーケースに今年の「ハンガリーのケーキ」であるBalatoni Habos Mogyoró」が並んでいたので迷わず注文した。



ハンガリーの国旗が立てられているのもとてもかわいらしい。
表面のチョコレートが固くて食べ方に工夫が必要だったけど、濃厚なムース部分とサクサクした食感の底の生地の組み合わせがとても美味しかった。ヘーゼルナッツ大好きなので、存分に味わえて嬉しい。


お店の入口はこんな感じ。
 


「Szépkilátás」というのは「美しい眺め」という意味で、確かにお庭も広々としていて見晴らしが良かった。

 

ブダペストの中心部から20分も離れていないのに、まるで軽井沢か那須高原のカフェにいる気分だ。この辺りは高級住宅地があるようで、道の途中で時々瀟洒な建物が見えた。空気が綺麗だし、時間もなんとなくゆったりしているし、つかの間だけのセレブ気分


バスの他に登山鉄道の駅もあり、赤と白のツートンカラーの車輌が行き来しているのが見えた。

 


ちなみに「アイスコーヒー」を頼んだところ、コーヒーと氷が別々に来た。


私のハンガリー語がまだまだだったのか、それとも元々このように提供しているのか。まあいずれにしてもそのどちらかだろうな。


「Szamos Szépkilátás Cukrászda」
所:1121 Budapest, Szépkilátás utca 1. Hungary
TEL:+36-1-391-7740

語学学校の授業が終わって、外に出てみたら、バカーチ広場(Bakáts tér)でお祭が開催されていた。




大きな教会も綺麗にライトアップ。幻想的な景色だった。


最近夜はだいぶ涼しくなったような気がする。秋も近づいているのかな。

「中東の料理にハマっているおばあちゃんが作ったんだ」と、友達からもらったピタパン。

 

フライパンにオリーブオイルをひいて少し焼いたら、もちもちの食感が戻ってきた。
そのままでも美味しかったけど、やっぱりカレーと一緒が一番かもね。


こういうおすそ分けってすっごく嬉しい。

↑このページのトップヘ