ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2017年04月

今回宿泊したホテル「Hanul Fullton」は駅から中心部までの途中にあり、部屋もとても快適だった。ドアも窓も中庭に面しているというのがちょっと不思議だったけれど。
朝食は1階のレストラン「Capitoliu」へ。いくつかのメニューの中から選べたので、私はフレンチスタイルのセットにしたところ、大きなクロワッサンとジャム、バター、ハチミツ、リンゴ、そして大盛りのコーンフレークがやってきた。



コーンフレークにかかっているミルクがホットミルクだったのが新鮮だった。ルーマニアやこの街での習慣なのか、このレストランだけなのかはわからない。


朝から天気も良く、外に出ると月曜日の街は昨日よりも活気を帯びて見えた。
ソメシュル川(Canalul Someşul Mic)にかかる橋を渡り、レジェレ・フェルディナンド通り(Strada Regele Ferdinand)へ。




向かって左側に広がるミハイ・ヴィテアズル広場(Piaţa Mihai Viteazul の入口には、聖火のような火がくべられていた。



銅像の向こうの大きな建物には、「NTT DATA」のロゴが。ここまで進出しているってことなのだろう。
 


さらに通りを進むと、左手に運河が流れていて、趣ある景色となっていた。




ドラッグストアやスーパーでお土産を買い込むと、いい感じにお腹が空いてきた。
トリップアドバイザーで気になった「Matei Corvin」に向かうと、なんと前日に行った「Bistro Viena」の隣りだった。 日曜日は休みだったので、気づかなかったのだ。



ルーマニア料理を満喫。スタッフもとても親切だった。料理のレポートは後日改めて。


再びレジェレ・フェルディナンド通りに戻ると、気になるパン屋さんを発見。



気さくな男性スタッフが英語で説明してくれた。電車の中で食べるパンを買った後、ぜひ日本の友達に紹介したいので、写真を撮っても良いかと英語で聞いてみたところ快諾してくれた。改めて写真で見ても、どれも美味しそうだ。


駅までの道の途中に美しい建物を発見。1階ははピッツェリアになっている。

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外壁のパステルカラーの色使いにとても和んだ。


この後、いよいよ電車でブダペストに帰還。本当にあっという間の滞在だった。

ルーマニアのトランシルヴァニア地方ミエルクレア=チュク(Miercurea Ciuc)から電車に乗って、クルージュ=ナポカ(Cluj-Napoca)へ。



立派な駅舎を背にして、街の中心地へと歩く。
この街もかつてはハンガリー領でハンガリー名を「コロジュヴァール(Kolozsvár)」というのだが、予想していたよりもハンガリー語は聞こえてこなかった。


ただ、街並みはどこかハンガリーの街に似ている気がした。友人曰く、「もし今でもハンガリー領だったら、ハンガリー第2の街になり得たかもしれない」とのこと。それもうなずける。街中には紫のツートンカラーのトラムも走っており、やはり都会だった。
 


街のシンボル的存在である、聖ミハーイ教会(Biserica Sfântul Mihail)。 



高くそびえ立つ姿を横目に見ながら、トランシルヴァニア民俗博物館(Muzeul Etnografic al Transilvaniei)へと向かった。


月曜日は休館日なので、今のうちに・・・と思っていたのだが、残念なことになぜかこの日はまさかの臨時休業



いつかまた訪れることがあった時の楽しみに残しておこう。


この日は日曜日だったので閉まっている店も多く、街全体どこか静かな雰囲気だった。



気を取り直して早めの夕食のレストランを探すにも、開いているのはピッツェリアばかり。どうせならルーマニア料理を食べたくて探し回った結果、「Bistro Viena」というとても落ち着きのあるレストランを見つけた。正確にいうとオーストリア料理のお店だったのだが、まあ良しとすることにした。

     

シンプルな外観からは想像できないくらい内装がオシャレだった。


いろいろ迷った結果、ビールと熱々のシュニッツェルを注文。


付け合わせはキャベツサラダにした。いっぱい歩き回った後だったので、揚げたてのシュニッツェルが一層美味しく感じた。


その後今回の滞在で知り合った、クルージュ=ナポカ出身のルーマニア人女性たちと合流。
看板のないビルに案内され、落書きだらけでアンダーグラウンドな階段に連れられたので、なんだか怖くなって半分逃げる準備をしつつも、


階段を登ると普通にオシャレなバー「YOLKA」に到着。


真似したくなるインテリアでいっぱいだった。


柄にもなくたまにはモヒートを注文。意外にも共通の話題は多く、中でも文学談義に花を咲かせた。



外に出ると、聖ミハーイ教会(Biserica Sfântul Mihail)  のライトアップが美しかった。


翌日はいよいよブダペストに帰還。
名残惜しさに包まれながら、ホテルへと戻った。

ルーマニア滞在3日目。トランシルヴァニア地方の街ミエルクレア=チュク(Miercurea Ciuc)から、朝の電車でクルージュ=ナポカ(Cluj-Napoca)へと向かう。


電車の出発時刻は8時47分。5時間39分かけて、14時26分に到着予定だ。途中確実にお腹が空くので、ホテルから一番近い「harmopan」でパンを購入した。



駅に着くと、さっそく線路の向こうに馬車が走っているのが見えた。ルーマニアでは多いと聞いていたが、初めての体験だった。


電車は30分くらい遅れてやってきて、やっと出発。山沿い・川沿いを走る車窓からの眺めに、とてもわくわくさせられた。


というのも、本当にすぐ近くに馬がいたり牛がいたり、羊の群れが見えたりしたのだ。斜面からコロコロ転がってきそうなくらい大軍の羊も見かけた。



電車に乗っているだけなのにお腹が空いてきたのでランチタイム。ホテルの冷蔵庫で冷やしておいたCiucビールとチーズと、朝買ったパンとヨーグルトで簡単に済ませた。パンは焼き立てではなかったのだが、それでもとても美味しかった。



結局クルージュ=ナポカ駅(Cluj-Napoca)には約1時間遅れで到着。


駅のプラットホームの端には、機関車の車体が置いてあった。昔走っていたのかな。



改めて実感したのだが、やはり電車の旅が好きだ。景色を眺めたり、本を読んだり、ビールを飲んだりして過ごすので全然飽きない。遅れてしまうのも想定内なのだ。

ルーマニアはトランシルヴァニア地方の街、ミエルクレア=チュク(Miercurea Ciuc)での2日目の朝は、シュレッドチーズがたっぷりかかったオムレツから始まった。

 

オムレツにはハムもたっぷり。ハムとチーズとタマゴの三重奏で、しっかりエネルギーチャージした。 



街の中心地へ。昨日とは打って変わって朝から良い天気で、積もっていた雪もだいぶ溶けてきていた。白い世界だったのが色彩を帯びると全然違って見える。

         

「Petőfi Kávéház」というおしゃれなカフェを発見。壁画が青い空によく映えていた。


この店名もそうなのだが、かつてハンガリー領で人口の約80%がハンガリー人というこの街は、ルーマニア語よりハンガリー語での表記の方を多く見かける。街のハンガリー語名は「チークセレダ(Csíkszereda)」。だからハンガリー語で話す時は置き換えるようにしている。


カフェの先は、ペテーフィ・シャンドール通り(Petőfi Sándor utca)


レストランや商店が多く建ち並んでいて、歩行者専用となっているので歩きやすかった。

         


太陽が眩しく照りつけていたけれど、少し離れた公園ではまだ雪が積もっていて、誰かが作った雪だるまがかわいかった。



丘を登ると、美しいカテドラル。


その反対側に、ミコー城(Mikó vár)がそびえ立つ。

         

昨日は雪に埋もれて真っ白だった敷地も、今日は景色が違って見えた。
中は民族博物館になっている。伝統的な牧畜生活に関しての展示があり、とてもおもしろかった。


中心地に戻ってランチのレストランを探した。


雪が積もっている間は全く気付かなかったのだが、歩行者専用の大きな広場があった。
その裏手で、男女の団体がレストランに入っていくのが見えた。地元の人が集まるレストランで食事するというのは、旅の醍醐味でもある。 


この「Meteor」というレストランに時間差で入ってみたところ、奥の半個室でパーティーをしている団体がいたものの、手前のテーブルに座らせてもらえた。
何を食べたのかは後日改めて紹介。


一旦ホテルに戻る途中、地元発のパン屋さん「harmopan」スタンドにも寄ってみた。昨日行ったスーパーから道路を挟んで隣にある。


ホテルから歩いて5分以内で、24時間空いているので、何かって時にありがたい。


隣にはパン工場。昨日は金曜日で平日だったからか、近くを歩いただけで香ばしい匂いがした。


2日目にしてすっかり、この街に馴染めているような気がしている。

初めてのルーマニア、初めてのミエルクレア=チュク(Miercurea Ciuc)は4月にも関わらず雪景色だった。どんより曇り空だったとはいえ、雨も雪も降っていなかっただけでもラッキーだった。


この街はかつてハンガリー領でハンガリー語の名前はチークセレダ(Csíkszereda)。住民の約8割はハンガリー人とのことで、街中でもハンガリー語ばかり聞こえてきた。


ホテルに一旦荷物を置いて、さっそく鉄道駅を起点に散策開始。



徒歩10分ほどで街の中心地とおぼしきエリアへ。
ハンガリー語で「MŰVELŐDÉSI HÁZ」と書いてある建物を見つけた。



このキャラクター、どこかで見たような??


割と急な坂を登って、ミコー城(Mikó vár)に到着。


今日は中まで見る時間がないので、明日改めて来ることにした。


街中で見かける通りの名前もハンガリー語とルーマニア語との二ヶ国語表記だった。



お昼はトリップアドバイザーでチェックしていた「TOSCA」へ。


中も広いが、外のテラス席はもっと広かった。


まずは名物のCiucビール。5RON(約125円)という安さ。


で、いざ来たものの何を食べれば良いのかわからず、お店の人にすすめられるがままに、鶏むね肉のグリルを注文。付け合わせはフライドポテトにした。合わせて14.5RON(約363円)。


なんという物価の安さ!


中心地を取り囲むように、同じようなデザインの集合住宅が並んでいた。


この景色、かつての旧東ドイツとどこか似ている気がする。


図書館の建物を発見。


横からの眺め。比較的新しい。



図書館の向こうは体育館(競技場?)になっていた。



高層の集合住宅も。


中央には1848年革命期の人物ガール・シャーンドル(Gál Sándor)の像があった。



別の集合住宅の隙間から賑やかな風景が見えたのでのぞいてみたところ、そこは市場だった。



帰りがけにホテルの近くのスーパー、ハンガリーにもある「PENNY MARKET」へ。



夕食を買い込んで、ホテルに帰還。ホテルはこちらの「HOTEL MERKUR」。駅から5分以内だし、スーパーからも5分以内だし、中心地にも5分以内。便利だ。



夕食は、Ciucビール2.66RON、パプリカ3.15RON、トマト1.34RON、パン0.34RON、オイルサーディン缶2.69RON、チーズ2.99RON、全部でなんと合計13.17RON(約330円)。


ホテルの部屋での夕食はいつもこんな感じだ。野菜不足になりそうだったので、洗ってすぐに食べられるパプリカとトマトはこういう時重宝する。結局オイルサーディン缶は食べなかったので、ブダペストに持って帰ることにした。


それにしても、ルーマニアにありながらほとんどハンガリーの文化が息づいているのってとても不思議だ。もう少しこの街のこと、予習してから来ればもっと楽しめたかも。
まあ、まだ明日もあるね。

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