ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2017年02月

バレンタインデーだということを、すっかり忘れていた。


ハンガリーではバレンタインデーに何をするのか全然知らなかった。毎日のようにスーパーで買い物をしているのだけど、バレンタインだからって特設コーナーがあるわけでもなく、というか普段からチョコレート売場は充実しているのでよくわからなかった。バレンタイン色で埋め尽くされる東京の街と比較すると、さらに実感がない。


とりあえず語学学校には、父親から手渡されたルマンドを持って行くことにした。ちなみに語学学校の今のクラスは先生も生徒も全員女性である。いわゆる「友チョコ」というスタイルってことにした。


で、ハンガリー人の先生にハンガリーのバレンタインデーはどんなものなのか質問したところ、どうやらBálintさんとValentinさんの「名前の日」ではあるけれども、バレンタインデーとしてプレゼントを贈り合うのは、伝統的な習慣というわけではないようだった。もちろん最近では他国の習慣に倣って、男性が女性に花を贈ったり、プレゼントを贈り合ったり、ということをする人々も少なくはないようだった。


拙いハンガリー語で日本の現状を説明したところ、みんな大変興味深そうに聞いてくれた。特に3月14日に「ホワイトデー」が設定されたという話は結構ウケた。


何よりも、ルマンドが大好評だったのが嬉しかった。「日本のお菓子」と聞くと、どうしても伝統的なものばかりが想起されやすいようだが、こうした袋菓子だって「日本のお菓子」なのである。しかもルマンドは既に40年以上の歴史がある。そんなことを話したら(※このあたりは英語)、みんなますます興味を持ってくれていた。


とはいえ、ハンガリー語はおろか英語でさえも中途半端な私の語学力では、正確に伝えられる範囲での事実を伝えるだけで精一杯だった。ハンガリー語にしても英語にしても、もっと詳細な話もできるようにならないとね。


毎年ブダペストのサバッチャーグ広場(Szabadság tér)で開催されている「マンガリッツァ・フェスティヴァール(Mangalica Fesztivál)」 に、去年も引き続き今年も足を運んだ。



今年の開催で10回目になるようで、お天気に恵まれたこともあったからか、去年より一段と混雑していた。



お祭りの主役は、「食べられる国宝」とも呼ばれるハンガリーの固有種マンガリッツァ豚。サラミやベーコンといった加工品の屋台はどこも大行列だった。



マンガリッツァ豚もお迎えしてくれた。こちらは金毛のマンガリッツァ豚(szőke mangalica)。


くるくると巻き毛に覆われていて、顔を見ないと完全に羊に見える。


こちらは、赤毛(vörös mangalica)。


やはり豚には見えない。


こちらは黒毛(fekete mangalica)。


残念ながら、みんな気持ち良さそうにお昼寝中だった。そしてやっぱり豚に見えない。


ひととおり会場内を歩きまわった後は、お楽しみのランチタイム。


レバーのソーセージと、ソテー、ロースト、そして付け合わせにポテトソテーを豪快に注文。3人でシェアした。



レバーソーセージとマスタードの相性も抜群だった。ソテーもローストも肉の旨味がぎゅっと詰まっていた。
マンガリッツァ豚は脂肪率が高いものの、健康に良いとされる不飽和脂肪酸、ビタミン類やミネラル類などを多く含んでいるという。脂肪の融点が低いため、口に含んだ瞬間に舌の上で溶けるような旨みも特徴。確かにじっくりと堪能できた。
ビールと一緒に楽しみたいところだったのだが、どの屋台でも売り切れていた。前日までの数日間と比べて気温がかなり高かったので、午前中から飛ぶように売れていたのだろう。


というわけで、この後行きつけのお店でビールをしっかり飲んだ。総摂取カロリーなんて考えたりしない。

ハンガリーに戻ってきてからも、語学学校には通っている。戻って早々始まったタームも、いよいよ最終日となり、修了試験も無事に合格。



今回のタームではさらに難易度の高い文法を学び、頭の中もかなりこんがらがってしまっていた。何度も何度も引いた辞書も、だいぶこなれてきた。一方で年内に習得した内容は少しずつ自分のものになっているのを感じた。


とはいえ、日常会話さえまだまだ怪しい状況。
ゴールはまだ遠い、というかゴールはないのかもしれない。

ブダペストの自宅では、時々日本から持ってきたルーでカレーを作ったり、自分でスパイスを合わせてドライカレーを作ったりもするのだけど、この日はちょっとテイストを変えてタイ風レッドカレー



いつかアジアンショップに行った時に買ったレッドカレーの素があったので、豚肉と野菜とココナッツミルクをたっぷり入れて仕上げてみた。


写真だと特徴がわかりにくいかな。


たくさん作って次の日も食べた。味が染み込んでいて美味しかった。


おかげでキッチンだけでなく、部屋の方も、華麗なるカレー臭が漂っている。

vol.1(1〜5はこちら)vol.2(6〜9はこちら)vol.3(10〜12はこちら) に 、vol.4(13〜15)に続いて、ハンガリーだけでなく海外生活であると便利な(だと私が思いこんでいる)日本の食材のご紹介。


16. 固形鍋つゆの素


冬の時期は市場やスーパーで、なんと白菜が手に入る。それも見事な大きさで、まるまるとしたものばかりだ。なので、家で鍋料理をすることも多くなった。そして1月の一時帰国中に「鍋キューブ」を数種類買って、ブダペストまで持ってきた。


さっそく濃厚白湯味を使って、あったかお鍋に。


人数に応じて固形の素を入れるだけで味付けが仕上がるので、とっても便利だ。そして、重量が軽いののも魅力。


ただ、自分でもすっかり抜けてしまっていたのだが、キムチ味を買ってくるのを忘れていた。こちらのアジアンショップで本物のキムチを買ってきてもよいかもね。

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