<前編>はこちら
可愛らしい機関車型の乗り物で次の目的地に向かう。
途中には山積みにされたケースたち。
たぶん中身が入っているわけではないと思う。・・・入っていないよね。
たどり着いたのは充填のセクション。
醸造したビールは、ここでタンクや瓶、そしてペットボトルに充填される。日本ではあまりお目にかからないけれど、ハンガリーにはペットボトルのビールが売っている。
工場見学が終わり、いよいよ試飲タイム!
従業員専用のバーで、ひとり2杯飲み比べできる。会社内にお酒が飲めるところがあるなんて素敵!(昔の職場でもあったけどね。)
私は「Dreher」の普通のビールと、「Dreher BAK」という黒ビールを選んだ。工場でできたてのビールを飲めるなんて、至福のひととき。
そんな中、カウンターの中の女性より「どうぞ」とサービスで受け取ったのがこちらのグラス。
彼女によると、「リゴー(Rigó)」といって、普通のビール2に対して、黒ビールを1を混ぜたもの。両方の味を一度に楽しめるわけだ。他にも美味しい飲み方を教わった。
ちなみに、一緒に参加したドイツ人の高校生たちも、先生引率のもと、飲み比べに興じていた。ドイツではビールは16歳以上で飲めるし、このツアーも18歳以上なら参加できる。
ただもちろん、日本の法律では未成年の飲酒は禁止なので、もし20歳未満の方が参加する場合は、試飲タイムの際ソフトドリンクを飲むことを強くオススメする。ソフトドリンクもちゃんと用意されているから。
バーにはグッズも売っていて、自分へのお土産にビアグラスとポロシャツも購入。
このビアグラスで晩酌するのが、今からとっても楽しみだ。