ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2016年06月

別にチキン・ショックが原因だったわけではなく、それよりもう少し前から、摂取カロリー過多の食生活からの脱却を心がけるようにしていたら、気づくとマクドナルドからすっかり足が遠のいていた。本当は、時々「てりやきマックバーガー」のあのこってりとしたソースとマヨネーズが無性に恋しくなることもあったのだが、心を鬼にしてグッとこらえた。ちなみにだからといってダイエットに成功したわけではない。


そんな中、今年の2月、「世界一美しいマクドナルドがある」と友人に連れられて、ほぼ2年ぶりにマクドナルドに訪れる機会があった。日本ではなく、ブダペストで。


件のマクドナルドは、ブダペスト西駅(Nyugati pályaudvár)の駅舎の一部となっている。そもそもこの駅は、パリの「エッフェル塔」でも有名なギュスターヴ・エッフェル(Gustave Eiffel) の設計によるものとのこと。
入口は普通だったのだが、中に入ると駅舎と同じように高い天井で、確かにとてもマクドナルドとは思えないくらい洗練された内装だった。




1階はマクドナルド、2階はマックカフェとなっている。客席は共通だ。




こうして上の方を撮ると、まるで宮殿にいるような気分になる。昔はシャンデリアも設置されていたらしい。その頃はさらに美しい内装だったのだろう。




あまりお腹が空いていなかったので、小腹を満たす程度に「ハッピーセット」を注文。おもちゃは親戚の5歳の男の子へのお土産にした。
この時は「チーズバーガー」にしたけれど、今度行く時にはぜひハンガリー限定メニューを注文してみたい。マンガリッツァ豚のバーガーとかあるといいな。

今年1月の引越し時にも相当不用品を捨てたはずなのだが、正式にハンガリーへの引越しが決定し、いよいよ本格的に自分の身の回りの物を整理しないといけないステージとなった。


最終的には自分の持ち物を、

 ① ハンガリーに持っていくもの
 ② 実家に残すもの
 ③ 使ってくれそうな人にあげるもの
 ④ リサイクルショップに売るもの
 ⑤ 捨てるもの

この5種類に分ける必要があるのだが、いざ分けようとすると、向こうに持っていくべきなのか、向こうで使わないかもしれないから捨てるべきなのか、それとも誰かにあげようか、考えれば考えるほど、結局何も決めることができない。


けれどもよくよく考えてみたら、5種類に分けようとするから大変なわけで、まずはもう少しシンプルにした方が良いことに気付いてきた。

とりあえずは、

 1. これからも自分が使うもの
 2. これからは自分で使わないもの

この2種類に分けてみることにした。さっきの5種類に分けるのは、その後のステップだ。

つまり、

 1. こからも自分が使うもの
  ① ハンガリーに持っていくもの
  ② 実家に残すもの

 2. これからは自分で使わないもの
  ③ 使ってくれそうな人にあげるもの
  ④ リサイクルショップに売るもの
  ⑤ 捨てるもの

こうやって1と2を分けた後に、1の中から①と②を、2の中から③〜⑤を分けるのだ。そして、出発までもうあまり時間がないので、「1. これからも自分が使うもの」が最優先となる。2の方は間に合わないようだったら、一時帰国の後でも良いかもしれない。
(まあそうやってどんどん先延ばしになっていくのが目に見えるようだが。)


そんなわけで、さっそく少しずつ取りかかってみたところ、ずっと前に通販で買ったドイツ製のガラスキッチンプレートを発掘。

 

さすがに向こうに持っていけないし、もしまた使いたくなったとしてもドイツ製ならばむしろ普通に手に入りそうなので、とりあえず「2これからは自分で使わないもの」と判断したところ、実家の母が欲しいとのことで、特に悩むこともなく  2. ③ 使ってくれそうな人にあげるもの」に決定した。


とにもかくにも、今週末も集中して取り組んでみることにする。
やるしかない。

2015年の秋口頃にブダペストでの生活を始めることを決意して、
2016年の2月の初めから約1ヶ月諸々の準備のために滞在して、
3月の初めに一旦帰国して、一旦職場にも復帰して、
4月の終わりに必要書類とともにビザを申請して、
5月の終わりに追加書類を提出して、
その後もまだかまだかと首を長くすること約3週間
 
6月の終わりにようやくビザが発給された。


というわけで連絡を受けた翌日、東京三田のハンガリー大使館まで行ってきた。




ビザ発給の連絡があるまでの約3週間は、正直毎日気が気でなかった。 本当に私はブダペストに行けるのだろうか、四六時中不安だった。それに最後に追加書類を送ってから一切音沙汰がなかったので、そのうちビザ申請が却下された場合のシミュレーションまでしていた。時間が経過するとともに、どんな結果であってもまあ人生なんとかなるかと思うくらいまでの境地に達するようにはなっていた。


ともあれ、ビザは無事に発給された。
申請時に大使館に預けていた、唯一の顔写真付きの身分証明書であったパスポートも手元に戻ってきた。
ビザ申請時にどんな書類が必要だったのか、追加書類は何だったのかも含めて、ビザ申請から発給までの話は、別の機会に改めて書くとする。


2016年はもうすぐ夏、私はハンガリーでの「就労ビザ」を手に入れた。
来月の今頃には、日本での仕事も人間関係もいろんなことを置き去りにして、ドナウの東、つまりブダペストのペシュト地区で新しい人生を始めることになった。


思うことがないわけではないけれど、後悔なんかしている時間はない。

早朝から渋谷で用事があったので、ついでにハチ公口からスクランブルを渡ってすぐのQFRONT」にあるスターバックス SHIBUYA TSUTAYA店へ。


普段カフェやコーヒーショップに入る時はいつもブラックのコーヒーを注文するのだけど、朝食を抜いて出かけてしまってちょっとお腹も空いてきたので、期間限定販売の「ベイクド チーズケーキ フラペチーノ®︎  610円(税別)」を注文してみた。




本当にチーズケーキをそのまま冷たいドリンクにしたという感じで、土台のグラハムクラッカーのサクサク感もしっかり再現されている。ストローで吸い込めない部分はスプーンですくって食べた。


早朝だったので店内は割と空いていたが、それにしても高い外国人率だった。旅行者っぽい人も多かったが、ビジネスマンっぽい人もいた。もう少し遅い時間だったら日本人客もそれなりに多くなると思われるのだが、早朝の時間帯の渋谷というのは日本人にとって、カフェで1日の始まりをスタートさせるというより、前日の深夜を引きずったまま朝を迎えているというパターンが多いのかもしれない。しかしながら訪日外国人にとっては、時間は関係ないのかもしれない。だってここは、窓から渋谷ハチ公前のスクランブルという、日本そして東京・渋谷の象徴的な景色を一望できるという絶好のロケーション。店内が空いていて確実に席に座れる早朝の時間帯は狙い目といえばその通りだ。


ちなみにこのベイクド チーズケーキ フラペチーノ®︎  610円(税別)」、気になるカロリーはなんと480kcal!!
1杯で1食分のカロリーを摂取してしまったのだが、飲んでしまったからには後悔なんかしていない。


今回は小さなお子様へのプレゼントにぴったりな木のおもちゃ。ハンガリーの名産品のひとつで、ブダペストの中心地でも売っているお店を多く見かける。





親戚の子供にこちらを購入。陸の動物海の生物虫の仲間たちの絵がそれぞれのピースに描かれている。正しい遊び方はわからないが、一番左のピースを取り出し、その絵の中に描かれているピースを探す、という感じなのだろう。


なぜかネコが胴体だけネズミ色だったり、



タコに足が6本しかないのはご愛嬌!



もしかしたら「間違い探し」としても遊べるのかな??

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